人の縁… | フォゲットミーノットのブログ

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先日、知り合いの方からライブの案内が届きました。


6月の土曜の夜、市内の喫茶店でのライブです。
昨年は、隣の町での小さなカフェであったのですが、それもたまたま実家祖母のお通夜の日に、案内のメールが届いたのでした。



お兄さまの楽曲に、「旅立ちの日に…」という、自身のおばあさまの臨終の際に創られた曲があります。
その歌詞で印象に残るフレーズがあり、大好きな楽曲の一つでなんですが、そのこともふまえて返信しました。



お兄さまはランニング中だったそうですが、私の祖母の冥福を祈りながら、「旅立ちの日に」を歌いながら走られたとのことでした。


当日のライブでは、選曲の中にその歌もあり、奥さまのキーボードと、友情出演の音大生のバイオリン、そしてお兄さまのアコースティックギターの音色で演奏され、目を閉じて聴いているとまたまた感動でウルウルしてしまった…
やはり私の中では名曲の一つです。


普段は夕方からパートに入っているので、
シフト組まれる前に、希望休出しておこうと思います。
娘もギター習っているし、色々とお世話になった方なので、尋ねると「行く、行く!
」と言うので、早速チケット2枚は取り置きお願いしました。



お兄さまとの初めての出会いは、高校卒業し社会人になった年の母校の文化祭…

当時片思いをしていた1学年下の男の子の、文化祭でのギター演奏を見に行った時のことです。
彼らの演奏途中に、ゲストとして教室に入って来られ、アコースティックギターのソロ演奏をされたのが、地元で駆け出しのシンガーソングラ
イターの活動をされていたお兄さまだったのです。



たまたま他団のボーイスカウトのシニア隊長をされていた活動の中でも出会い、社会人になって作ったバレーボールクラブの活動の中でも、隣の市でバレーをされていたお兄さまと出会い…



何の縁あっての出会いかはわかりませんが、お兄さまの初ライブに行って以来、かれこれ30数年主要ライブには欠かさず参加していますね。



お兄さまの演奏スタイルも、ソロから二人、そしてバンドを組まれ、今ではCDも4枚程出され、全国わたぼうしコンサートから、地元での年1回の主要ライブ、また色々な行政や団体からの依頼があれば、あちらこちらの出前演奏へと、幅広く息の長い活動をされているバンドになられました。



メンバーはどなたも、他に仕事を持ちながらでのアマチュアバンド活動ですので、制限もありますし、練習も皆がきっちり揃い、時間的に余裕がある中されているものでもないと思いますね。

リーダー以外の複数のメンバーも作詞作曲をされる全てオリジナル曲で、時には、曲によってはバイオリンやフルート等の友情出演などもあり、ソロの時よりも確実に音楽に幅ができ、なかなかの実力派オヤジバンド…

長い活動の中で、彼らの音楽のファンも増え、あちらこちらで色々な人脈を作り、たくさんの人々に感動を与え続けて下さるバンドへとなられましたね。


リーダーのお兄さまは、たまにパート先のお店にお客さまで来られる時があります。
私のレジを通られる時は、他にお客さまがおられたら喋れないので、いつもアイコンタクト
ですね…


お兄さまは自分では何も感じておられないでしょうが、仏の教えを学んでいる感覚から相手を見るので、人徳があるお方だなと思いますね。



顔の表情はいつも柔らかな和眼施…
投げかけられる言葉も空気が読めて穏やか…
演奏合間の会話はユーモアたっぷり…
歌声はセクシーな綺麗な響きで魅了されます。
落ち着きのある大人の雰囲気感満載のそんな人柄なんですね…
わたぼうしで知り合った大勢のお方との交流もあり、ボランティア精神もあり、人を喜ばす…また様々なことに感謝のできる…
本当に前世からずっと仏性を磨き続けてこられたかのような人柄を醸し出されているお兄さまです。




良縁も悪縁もありますが、私の人生にとっては、何とも不思議な出会いの、ありがたいご縁のお方ですね。



人との関わりは難しいものです。
生まれてから死ぬまでの間に、親兄弟親戚から学校、職場、配偶者、義理の家族等々…
たくさんの方との出会いや別れを繰り返して生きていきます。
価値観も考え方も人間性も一人一人違う中で、もちろん波長が合う人も合わない人もあります。
いくら煩わしく感じても、人と関わらずして生きていくことはできないです。


好きや嫌いで切り捨てることは簡単ですが、自分の汚い根性は、誰とも会わずひっそりと家に一人いて変わるものでもありません。


やはり、人の中で揉まれてこそ自分の根性が磨かれるといわれますよね…