仮交際になりますよね。
1回目は軽いランチデート。
2回目は翌々週の週末。美術館とか水族館とか+食事。半日ぐらい一緒に過ごすデートコースね。
この間、1日置きぐらいにラインでコミニュケーション(平均3往復ぐらい)を取り合う。
こんなのが、平均的な仮交際のスタート時状況だと思います。
ところがこの先で終わってしまう仮交際カップルがとても多いのです。
「お見合い後2回会ったけど、ラインも何度かやり取りしたけど、この先、話したいと思えない」と。
やがて連絡が途絶えがちになり、1~2週間後ぐらいに交際終了を相談所に申し入れるというのがよくあるパターンです。
ところがプラスあと1回。
つまり3回目のデートまで進むと、「これは行けるかも?」とどちらかが思い始めるようになるのですよね。
ここでは、男性のA君と仮定しましょう。
もうね、頭の中は結婚までのストーリーが浮かんでいるんですよね。
段取りというか、良い展開しか想像できなくなって来る。
女性に慣れていなかったり、交際経験が無い男性はどうしてもこの傾向になるようです。
「少なくとも仮交際という関係性にある女性が、今の僕にはいる。
男が積極的に行けば良いに決まっている。
だって、女性というのは基本受け身だから。」
もはや、相手の気持ちがどうかなどあまり考えないのです。
女性が曖昧な返事しかしなかったり、次のデートをしたがらなくなったらもう大変。
仕事も手に付かない状態になり、晩も眠れなくなります。
「もう、無理なのでしょうか。だとしたら、それは何パーセントぐらいの確率ですか?」的なメールが仲人に頻繁に来るようになります。
確率って言われても
女性の気持ちはまったくA君に向いていないのに、フライング的な言動をしたり、
とにかく「会いたい」「話したい」「自分とのことをどう考えているのか知りたい」でグイグイ押してしまうのです。
女性が引くのは当然です。
何度注意をしても、懇切丁寧に女性の気持ちのことを説明しても、「わかりました!」と返事は良いけど結局はわからないのでしょう。
当たり前ですがフラれます。
フラれてなお、「考え直してもらうことはできないでしょうか?」って。あなた
同性なら、「それこそが男の純情だ。誠実なヤツじゃないか」ってフォローしたくなるのでしょうかね。
いいえ。
A君が大事なのは自分の気持ちだけですよ。
自分が安心したい。そればかり。
実は、相手のことが好きでもなんでもないのかもしれません。
言葉は悪いですが、確保しておきたい。
これは男女とも同じですがね。
そういうのは相手にすぐに伝わります。
そして去られてしまうのです。
終わった後もこういうタイプの方たちは自分を省みることができず、
「相手さえ変われば、今度こそ上手く行く」と思うようです。
または、「上手く行く方法、方策、奥の手はないでしょうか?」とクレクレ人にもなるのです。
「心が未熟、未発達なんだなぁ」と感じさせる人がいます。
でも、決して、結婚できないわけではないんですよね。
それは、周囲を見ればわかりますでしょ?
願わくば、大人になってからも伴侶と一緒に、なお、内面の成長をし続けられる人になればいいなと思います。
人生はとても長いですから。
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