「鳥取・島根で障害年金の
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【はい、本日のお題】
～電話口で「あんたは、障害者の生活が
全然わかってない！」と罵倒されました～
おはようございます。
社労士の松原です。
批判を恐れず書きます。
もうずっと前の話。電話口の
ご相談者から、
「あんたは障害者の生活が
全然わかってない！」と
罵倒されたことがあります。
この件で思う所を書きます。
御相談内容は
・障害年金の受給を希望していて、
役所にアドバイスを受けている
・請求は障害基礎年金が適当との
説明を受けた
・2級で年間78万もらっても生活
できないので、2級でも150万位に
なる方法はないか。
ざっくり言うとこういうお話で、
相談者は患者さんのご家族でした。
踏み込んだお話を伺うと、
納付要件はクリアしておられる
ようだけど、初診日は国民年金
期間中と取るのが妥当。
御身体の状態も、手帳等級や
日常の生活ぶりから考えて
ぎりぎり2級程度ではないのか～と
お察ししました。
私からは、「役所の説明と重なる
部分が多いと思いますが」と前置きし、
障害基礎年金は定額制であること、
上乗せで受け取れる加給金の
仕組みがあるけど、ご相談者には
該当しないことをお答えしました。
すると、冒頭の言葉を
かけられたのです。
そりゃ、少しでも多く年金を
受けられるに越したことは
ありません。
そんな裏技があるなら、誰だって
その方法を使います。
でも、法律の枠組みを超えた
保障は受けられません。
直接ではありませんが、
議員さんの名前も出されました。
でも、そういう繋がりがあることを
理由として特別扱いされることは
ないとお答えしました。
そんなものがあるなら、
障害年金を受けたいる方はもれなく
議員さんに友達申請してます。
手続ごとは全て役所に相談せず、
議員さんに電話されたらよろしい
のにってことです。
でも、現実はそうではありません。
混乱していることはわかります。
私にも身に覚えがありますから。
自分の思ったとおりの優しい
返事が返ってこなかったことへの
苛立ちも想像できます。
そうです。だからこそ冷静に
ならないと物事は前に進みません。
というところまで話が進んで、
クールダウンされました。汗
クールダウンされた頃合いを
見計らって、
「役所の話に誤りがある思って
私に電話されたのですか」と
お尋ねすると、そうではないけど、
周囲が耳障りの良い話ばかり
するのだと。
相談先はあるそうです。
でも、根は善良な方ばかりだけど
どうも言ってる事が現実的でない
気がするとか。
やれ病院を変えたらどうだとか
役所がちゃんとやればいいとか
法律が悪いから議員さんに電話して
みたらどうだとか。
現実を直視しない話は、
たとえ親切心が滲み出たもので
あっても、当事者にとって
ストレスでしかありません。
いや、親切心だからこそ
強要めいて聞こえることがある。
注意が必要だと私は思います。
病院を変えたらどうだろうかと
いうのは、治療に口を挟むのと
同じこと。
安易に口にする内容では
ありません。
相談と実行援助を求められて
これに応えるなら、口を動かす
んでなくて頭と手と足を
動かさないと。
たとえお医者さんが十分な治療を
行っても、もう、身体を元に戻す
ことが出来ない人はいます。
でも、身体が思うように動かない
ことで生活水準が損なわれるなら、
そこは加入した保険から
適正な範囲のカバーを受けられる。
ただし現実の法律の枠組みの中で。
この点が理解頂けるなら、
少々文句を言われても相談に
付き合えます。
では今日の話はここまで！
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山陰松江しんじ湖
社会保険労務士行政書士松原事務所
松原 智治
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社会の全体最適を志向する」