子どもの頃、お互いを意識していたノラとヘソン
しかしノラが親に付き添って海外移住祖てしまう
それから24年後、再び再開した二人だったが?
鑑賞日 2024年5月9日
映画館 キネマ館
初恋はアンズ色。
ともあれ、心がときめいた日があったかと思います。
しかしながら、その恋が実ることは少ないようで。
そうやって人間成長していくものです。
本作はそんな初恋の相手と20年以上ぶりに再会する話。
その月日は恋の感情も大きく変わるようで。
ポイント
本作のポイントは懐かしい相手との再会。
ソウルで暮らしていたノラとヘソン。
しかし、ノラの両親がカナダへの移住を決意、そこでノラにソウルでの最後の思い出として恋心があったヘソンとデートをさせることになる。
そんな淡い恋心を持ったまま離れ離れになった二人、それから12年後兵役から帰ってきたヘソンがSNSでたまたまノラを発見し連絡を再開するも次第にすれ違い始め、結局疎遠になってしまう。
それからさらに12年後、パートナーと暮らしていたノラはニューヨークに旅行する事になったヘソンと再会することになる。
24年ぶりに再会した二人は何を語るのか?
本作のテーマとなっているのが縁。
出会いは現世でも過去でも縁で決まっているという考えとなっています。
すなわちノラとヘソンは現世では縁が無かったという事で?
まあ、頑なにソウルを出たくなかったヘソンの根性無しが原因泣きもしますが。
見どころ
本作の見どころは後半、現世の縁。
真夜中のバーで縁について語るヘソンとノラ。
本作のテーマにそった話を行うシーンとなっています。
気になった点
気になった点は現在のパート以外が軽い事。
シーンの大部分が現在パートという事もあり、他はシーンは非常に薄い感があります。
二人の様子をみて非常になつかしさを感じる本作、
縁があればいとしのあの人とも?
終盤の長回しのシーンも非常に印象的な場面となっています。