ミュータントと人類の共存を目指していたX-MEN
そんな折、任務中にジーンが謎のエネルギーを取り込んでしまう
そしてジーンは自身の力のコントロールが効かなくなっていく。
鑑賞日 2019年7月6日
映画館 セントラル
日本にアメコミの魅力を伝えた作品であろうX-MEN。
80年代ごろまではスパイダーマンやバットマン、スーパーマンの名前は知っていても、映画で少し知っている程度の人が多かったのですが、90年代の格闘ゲームブームの時に稼働したX-MENは当時のゲーム好きにアメコミを広めるきっかけとなり、その後のシリーズ化された事でアメコミを広める形になりました。
その後、コミックの映画化に消極的だったマーベルが方針転換し大々的に公開されたX-MENは今日のアメコミ映画の世界的なヒットの先駆けです。
まあ、それまでに大コケした作品もチラホラ見られますが・・
ファンタスティックフォーとか恵まれないなぁ。
本作はそんなX-MENシリーズの最新作であり完結編と言われている作品。
X-MENのメンバーであるジーン・グレイが暴走してしまうという原作のエピソードを原作としています。
まあ、ちょいちょい改変されている部分もありますので、気になる人は調べるのも一興です。
前置きが長くなりましたが、本作のポイントは暴走する力。
幼少期の事故により孤児となったジーンを引き取ったチャールズ。
その後チャールズが設立したヒーローチーム「X-MEN」の一員となったジーンだったが任務中に太陽フレアの直撃を受けてしまう。
何故か無事だったジーンだったが、感情の起伏が激しくなっている事を危惧したチャールズは彼女のトラウマのタガが外れてしまっている事を知る。
負の感情に振り回されるジーン、それを追うX-MEN達、一方ジーンが取り込んだ力を狙う一団がいた。
果たしてX-MENはジーンを救うことが出来るのか?
命削って任務をこなすX-MENとは対照的にちやほやされるチャールズの黒さがヒリヒリと、というかかなりチャールズをディスられている状況。
一応最強のテレパス能力を持っているという設定なんですけどねー、ジーンより強いはずなんですけどねー
それより悲惨な扱いになっているのがマグニートー、チャールズのライバルだったはずがどんどんハブられ田舎で農作業に勤しむご隠居となっています。
ジーン?もっと冷静になってください。
見どころは後半、ジーンの元に向かうX-MEN。
謎の敵と共に去ってしまったジーンを追うX-MEN。
一方マグニートーもジーンを倒すため行動を開始。
双方が出くわすと‥当然闘いが始まる!
まさに長年にわたる因縁の闘いとなっています。
気になった点はクライマックスがあっさり過ぎている事。
なんだかご都合主義みたいな展開になってしまい、盛り上がりに欠けるかと。
正直これで終わり?といった感がある本作。
一応チャールズが作ったX-MENがひと段落ついた形となっていますけど、いくらでも続けられそうな気がするかと。
ともあれ、続きはマーベルスタジオ版といことでOK?
シリーズを追っかけていた人は折角だから見ておいてください。
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前作、チャールズがハゲるシーンが色々衝撃的でした。