レプリカント狩りを生業にしていた”K”はレプリカントの遺骨を発見
しかも、その遺骨は出産をした形跡が残されていた
警察はKにレプリカントの子供の捜索を命令するが?
鑑賞日 H29.10.31
映画館 セントラル
20世紀中盤あたりから人気ジャンルとなったSF。
当時は未来の車は空を飛ぶものであり、世界はサイバーで溢れている・・はずが、未だに車は地べたを走っており、世界もサイバーとは程遠い代物となっています。
あ、電話の進化だけは空想を確実に超えています。
電話だけでなく、手紙(メール)や最新の新聞(ニュース)が見れる媒体が登場するなんざ考えもしていませんでしたし。
さて、そんなサイバーな世界観で話題になった映画「ブレードランナー」
本作はその続編、前作から30年後の世界を舞台にしています。
主演が今を時めくライアン・ゴズリンズという点もありますが、前作の主演だったハリソン・フォードが継続出演している事でも話題になりました。
本作のポイントは人造人間の可能性。
人造人間レプリカントの反乱が繰り広げられた世界。
最終的には人間に忠実な最新のレプリカント以外は排除対象となり、ロス市警に所属する”K”は同じレプリカントながら同胞の始末を請け負っていた。
そんなある日、何時ものようにレプリカントを排除したKは庭に何かが埋まっているのを発見。
埋められていたのはレプリカントの人骨、しかも、出産をした形跡がある事が分かった。
人造人間であるレプリカントが子を産んだ事に衝撃を受けたロス市警はKにレプリカントの子供の捜索を命令。
一方、レプリカントの製造をになるウォレス社もレプリカントによる世界征服のため子供を探し始めていた。
果たしてKはレプリカントの子どもを見つけることが出来るのか?
なお、レプリカントで一財をなしているウォレス社ですが、最近売り出し中なのは「ジョイ」。
ホログラム機能を使ったデジタルな彼女なのですが、自分好みにアレンジできるのがウリ。
Kは純情系にしていましたが、アッチの方面にも特化できるようで・・
そもそも宣伝に全裸の少女のホログラムを使っている時点でどこかネジが緩んでいるのですが。
それに加えて、アジアンテイストが爆発しているのも本作のポイント。
舞台がロサンゼルスにも拘わらず狂った日本語やハングルが踊り狂う看板を見た日にはまさにサイバーです。
(意味不明)
見どころは前半、ホログラムとの外出。
通常はホログラム映写装置のある屋内でしか使えないジョイですが、アタッチメントを使う事で屋外に持ち運びできるように。
雨を体験するジョイの様子にKもご満悦のようです。
気になった点はハリソン・フォードの出番が遅い&少ない事。
加えて、展開がスローペースなのでダレやすいのが気になりますが、まあ雰囲気を味わうと思えば?
見せ場も多く、独自な世界観に加え、音楽もその緊張にあったものになっています。
興行収入がプリキュアに負けた事が話題になっていますが、久々にサイバーな本作にのめり込むのも悪くありません。
あと、アタリゲームズが2047年にも存在している事を確認しました。
既に滅んでいる?ほっとけ!
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サイバーな世界観からチョイス。
興行収入が悲惨な事になったので続編が作られなかった悲劇の作品でもあります。

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