思い出は懐かしい曲と共に サニー | Mの国より愛を込めて

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主婦として生活していたナミは病院で旧友のチュナと再会
余命僅かのチュナはナミに「サニー」のメンバーに会いたいと伝える
ナミはメンバーを探す中、25年前の輝いていた日々を思い返していた。




公式サイト

観賞日 H24.10.22
映画館 キネマ

PG12対象

$Mの国より哀を込めて
未成年の喫煙

人によりけりにですが、大人になると学生時代の記憶は懐かしいものになって行きます。
楽しかった日々も過ぎ去ってしまえば過去の話。
輝いていた時代はもう戻ってこない・・
しかしその思い出に再び光が当たれば?

本作は高校生のグループ「サニー」のメンバーが大人になって再び再開するというお話。
韓国では口コミで大ヒット!という触れ込みだけど、韓流映画って大抵オチが重いんだよねぇ

さて本作のポイントはサニーのメンバー
本作では現在パートと25年前の高校時代のパートを行ったりきたりします。
主人公のナミは地方からソウルに越してきた訛りが抜けない少女。
その訛りのため早速いじめに・・それを助けたのが姉御肌のチュナ。
チュナに気に入られたナミは「サニー」のメンバーとなり、輝かしい学生時代を謳歌していく。
現在パートでは主婦になったナミが病院でチュナと再開。
しかしチュナは余命2ヶ月、そこでナミに「サニー」のメンバーを探して欲しいと依頼。
メンバーの探索は難航を極めるが・・

なお「サニー」のメンバーはナミとチュナ以外では
美容整形に憧れるポッチャリ系 チャンミ
育ちは良いけど口が悪い ジニ
文学系だけど武器を持つとキレる クムオク
オシャレ大好きでミスコリアを夢見る ポッキ
グラビアを飾ったことがあるクールビューティ スジ

の計7人。

皆で遊んだり、悪ふざけしたり、敵対するグループと喧嘩したりと中々な高校生活を送りますが・・?

本作の見所は二つの喧嘩。
一つは高校生時代、ナミが敵対するグループにちょっかいを出されたとしていきり立つメンバー
今まではにらみ合いや口げんかで済ませていたけど、今回は越えてはいけない一線を越えてしまった!
折り悪く学生運動真っ只中だが、この喧嘩ひくわけには行かない!
とはいえチュナ以外は無茶苦茶になっていますが~

もう一つは現在パート、ナミは娘がカツアゲに会っていることを知り愕然。
不届きな学生どもに鉄槌を食らわすのは・・私達しかいない!
見つかっていたサニーのメンバーと共にお仕置きを食らわすナミたち。
しかしながらこのシーン

ナミは女子高生の制服を着て参戦
(おそらく娘のもの)
それでいて、とび蹴りを噛まします

熟女舐めんなよ!と聞こえてきそうです。

気になった点はサニーが解散した理由がイマイチ不明なこと。
「ある」事件により涙に暮れるメンバーだけど、仲良し7人組がサッパリ連絡が取れなくなるというのはチョット。
また現在パートにおいてナミ、チュナ、チャンミ、ジニ以外のメンバーの扱いが雑なのも難点。
現在パートはほぼこの4人しか登場しません。

80年代のポップスが随所に流れコメディ要素も強く見ていて楽しい作品。
高校生のまぶしい青春時代と大人の再生の対比も面白いポイントです。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが終盤、ナミたちが体を張るシーンがあるのですが

見よ!コレが熟女だ!

といわんばかりです。

オチも爽やかに駆け抜けますので、韓国映画に毛嫌いが無ければ超オススメの作品です。

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本作の題名にもなっている「サニー」はボーニーMの代表曲。
劇中でももちろん流れます!