フリーサイズと誂え(あつらえ)の着物の違い | 武者呉服店 blog

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着物が持つ不思議な魅力を、ブログを通して発信しています✨

こんにちは武者呉服店です☺️

GWが終わってから特に天気いいですね☀️

夏がやってきますね😎

 

 

さて今日は体型にあった着物のお話です💡

 

これからの季節は浴衣がメインの季節になりますね☺️

花火、祭り、観光にも浴衣はお勧めです✨

 

最近の浴衣は既製品の仕立てあがったものが一般的ですよね😎

着方でどうにかなる部分が多いのでフリーサイズで満足される方が多いのが事実です!

ただ、体型にあった着物はさらに良いってことをお伝えしたくて今ブログを書いています😚

 

既製品と体型に合わせた着物の違いは、細かすぎて伝わらない部分があるので、

わかりやすい様にお伝えすると

 

細く見えます💡

 

それだけ??って思いましたよね???

ちゃんと他にもあります。笑

 

 

既製品を着てみてこんなこと無いですか?

・もっと袖が長かったら良いのに……。

・なんか歩きづらい……。

・もっとビシッと綺麗に着たかった……。

・着崩れしてくる。。。

 

↑これが体型に合わせて仕立てると全て解決します☺️

 

フリーサイズの物は、大体身長163センチ、ヒップ周り100センチ位で作られています💡

もちろん物によって違うので参考までに。

 

身長差+−5センチほどは適応していますので大体の方が着れるんです😚

ただ、上記であげたように、感じた違和感の部分は既製品では絶対に解決できないです。

 

 

先ほどあげた問題点を解説します💡

○もっと袖が長かったら良いのに。

体型が細め〜普通くらいの方で、手足が長めのかたに多いというか、これに当てはまる方が非常に多いと思います!

着物は基本的に直線縫いのみなので、裄丈を長くしようとすると、メインの胴回りも広げて縫います。

その為、裄を長くする代わりに幅が広くなってしまうという現象が起きます。

しかし、体型に合わせた仕立てだと、幅は狭めだけど裄は長めっていう事ができます☺️

 

○なんか歩きづらい。

これはヒップ周りが100センチ以下の方に出る現象です。

体型よりも大きいサイズを着るため巻き込みが多く、生地がくっ付くので裾さばきが悪くて歩きづらくなります。

ヒップ周りに合わせた着物はノントラブル!歩きやすさも抜群です☺️

 

○もっとビシッと着たかった。

フリーサイズは裄のところでも書きましたが、上から下まで一直線で仕立ててあるので胸元やウエストで差異がある場合は特にシワができてしまいます。

着付けをするときに、タックを作ったりと試行錯誤しますが限界もあります💡

衿元が浮いてしまったり、はだけてきたり、いまいちシックリこないのはこれが原因です。

誂えは、バスト周りの(だき幅)の調整もできます!

なので、例えばウエストは細めだけど、バストはある方、腕ながめなどの方は誂えが格段に着やすくなります☺️

 

○着崩れしてくる。

単純に体型にあっていないことも原因です!着付けの場合もありますが。。。

普通体型の方以外には当てはまりやすい現象です。

でもフリーサイズなのでこれは割り切っていただくしか無いと思うのですが。笑

誂えした場合は、体型になっているので、着崩れにくいのも最大の特徴です☺️

こんなに着やすかったんだ💡ってびっくりすると思います!

 

 

長い目を見て少し大きめに仕立てる方もいますが、お勧めは今ジャストで仕立てる方法です👍

一番着やすいサイズの着物の着心地を是非体感していただきたいです♪

 

フリーサイズしか着た時が無い、譲ってもらった着物を着ている、自分用に作ったが少し大きめにした

きっと違いを一番体感できるかと思います☺️

 

着やすいのもそうですが、細く見えたり、スッキリとして見えたり、マイサイズの着物はやっぱり違いますよ😉

 

この着物なんか着にくいんだけど、何が原因???など着物を持ってご来店いただければ原因など説明させていただきます💡

 

お気に入りの着物を綺麗に着てたくさん思い出作りましょう♪

 

 

着物を作る、直す、小物を新しくする、そんな所も思い出になるのが武者呉服店です☺️

 

本日より店内夏仕様になっておりますので浴衣などご覧いただけますよ♪

 

 

ご来店お待ちしております✨