∠遠野物語~②伝承館(※)、ジンギスカン編 | 無題という題名のブログ

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カッパ淵の後はせっかくなので【福泉寺】へと向かってみます。

このお寺には、日本最大の木彫りの観音様があるとのこと。

観光案内所のお姉さんが教えてくれました。

カッパ淵から北に1.5kmほどいったところにありました。

 

 

とその前に、福泉寺の駐車場にあったトイレを拝借。
 

 
え、小動物って、なに?
リスかなにかかな?
遠野なだけに、なにやらモノノケを想像してしまいます。
 
自転車を停めてお寺に向かいます。
 

 
立派な門と参道を通ります。
 

 
 
とても味のある仁王像。

 
 

 
お金を払い、参拝します。車だとそのまま上まで行けるようですが、料金が少し高いようです。
 
途中に四国八十八か所巡礼を模したコースがあったので、そちらも巡ってみました。
 
各箇所に仏像が安置されていて、立て札が立っていました。
ただなぁ…

 
 
詳しくは知らないのですが、順番と名称が本来の四国のお寺とは少し違っていたような…。
 
國分寺という名称が3か所位あったと思うのです…。
それに例えば香川県ならば善通寺などがあってしかりなんですが、見当たらなかったような…
高知の竹林寺も見当たらなかったし。
 
でもひとつひとつの仏像にちゃんと手を合わせて巡らさせていただきました。
 

こんな道を巡るから、全八十八か所巡ると思った以上に大変で時間がかかりました。
 
しかも巡った後には上に出るんじゃなくって入り口付近に戻ってきてしまい…
 疲れた。
 
元の道に戻り、本堂の観音様を目指します。
 

 
途中休憩所。
下に五重の塔が見えます。
 
 
でもって本堂到着~。
 
観音様は撮影禁止なので画像はありませんが、なんかとても味のある観音様でした。
あとから知ったのですが、どうやらお寺の住職さんが断食の修行しながら並行して一本の樹から観音様を二十年の歳月をかけて彫ったらしいのです。
だから仏師が彫ったものでないからなんとも味のある観音様だったのかなあ、なんて思いました。
てことは、あの山門にあった仁王像もおそらく住職さんの手彫りなのかなぁ。
 
本堂からなにやらトタン屋根のついた道を下り、先ほど上から見た五重の塔まで下りて来ました。
 
 
 
 

 
駐車場に戻り、お寺をあとにして再び自転車で今度は【伝承館】(※)に向かいます。
この先も、水車小屋だとか他にも見どころはあるようなんですが、朝から何も食べていないので、そろそろジンギスカンに向けて動き出さねば。
 
【カッパ淵】の近所にあったようですが、見落としたようなので戻って【伝承館】に行ってみました。
 

 
 
その名の通り、遠野物語の伝承についてあれこれわかる施設でした。と共に、昔ながらの遠野の暮らしをそのまま伝えているところでもありました。
 
 
靴を脱いで座敷に上がると、遠野物語がただの物語ではない説明があります。
『ファンタジーではない、この土地で起きた本当の話。』
 
うーん、凄い!
正に『昔々あるところに…』ではなく、実際の場所で起きた出来事がそのまま語り継がれているんです!

 

 

 
こんな地図の資料も!
 
 
 
こちらは【佐々木喜善記念館】。
佐々木喜善さんというのは遠野出身の民俗学者で、特に母方の祖父が昔からの民話や妖怪譚の語り部だったらしく、そんなことから遠野に伝わる民話、伝承、口承文学などを収集しており、『日本のグリム』との異名もあったとか。
この佐々木善喜から聞いた話を【遠野物語】としてまとめたのが柳田国男さんだそうです。
もっとちゃんと遠野物語について調べてから来ればよかった。
 
 
 
そして昔ながらの古民家?をめぐります。
 
 
 
 
 
 
 
家の中にうまや(厩?馬屋?)があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
囲炉裏
 
 
 
 
 
 
 
【オシラサマ】をイメージした、馬と娘。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“ねべや”→寝部屋?寝室ですかね。
 
 
 
 
 
 
我が家の母親の実家は埼玉県の北部、熊谷の辺りで、鉄工所と兼業農家をして更に養蚕もしてました。幼いころに田舎に泊りがけで行っていたころにはまだやっていて、いっぱい蚕がいたなぁ…なんてことを思い出しました。
ちなみに今度の新壱萬円札のモデル、渋沢栄一翁の出身地の近くです。
 
 
実際にまだ可動していた水車小屋と水車、杵と臼とマネキン。
 
 
 
 
 
 
 
 
 つるべ落としの井戸
 
 
“湯殿”→お風呂ですね
 
 
えっ?♪
こう書かれてたら覗きたくなるのが人情ってもんです(笑)
 
娘が入ってる~(笑)
 
 
“雪隠(せっちん)”→トイレですね。
 
 
 
 こうして見ると、伝承館は以前訪れた埼玉県富士見市の難波田公園のようでもあり、遠野物語だけではなく昔ながらの生活様式も伝承されていました。
 
ひと通り見て、最後にお土産も見て、適当に職場と兄弟に購入。
そして安いほうの河童捕獲証も記念に購入♪
 
伝承館から次の場所へ移動します。
もらった地図によると、どうやら反対車線を通っていて見逃してしまったようなので、そこを見てみます。
 
【さすらい地蔵】というのだそうです。
 
 
うん、なんかパッとしない話。
え、でも女地蔵なの?
 
少しワクワク♪
 
 
でも投げられすぎた名残か、お顔がもう…
残念!
でもなんか実話の凄みですね。
今はもう担がれないように台座に固定されていました。
 
 
 
 
 
駅近くまで戻り、いよいよジンギスカンですっ!
 
ジンギスカンっ!
 
 
 
舞台【最高の家出】でのアハハさんの台詞思い出します。
 
事前にいろいろ調べたんですが、今回はこちら!
【じんぎすかんあんべ】さんにしました。
昼時はずらしていたんですが、やはり日曜日ということもあってか盛況でして、なんと80分待ち!
とりあえず登録して、仕方ないので近所で時間を潰します。
 

すぐ近くを川が流れていたので行ってみました。
 
 
 
 
 
 
 
昔はこの川にも河童が住んでいたんでしょうね?
ちなみにこの川は早瀬川と言うらしく、【遠野物語】で河童が多く住んでいると言われていた猿ヶ石川とはこの先で合流していますから、やっぱりいたんでしょうね。
 
時間はあるので靴下脱いで水に浸かってみました。
いやぁ冷たい!
でも気持ちいい!
 
 
 
記念にパシャリ📷
 
 
この川で30分~40分ほど居たでしょうか?
それでもまだお呼びはかからないようで、足を拭いて靴を履き、近所を散歩して時間を潰します。
地元の中学生が5~6人で川遊びしてるのが遠くに見えます。
 
うーん、のどか♪
 
でも帰りの電車の時間もあります。
17:01遠野駅発の釜石線に乗り、18:07新花巻駅発の新幹線を逃すと帰宅時間が大幅に遅れてしまいます。
これでも帰宅は21時をすぎるのです。
それにレンタル自転車は17時までに返却しないといけません。
そう考えると遅くとも16時、いや15時45分には席に着いていたい!
そんなことを考えながら待っていたら、15:45分にお呼びがかかりました♪
良かった♪
 
 
テーブルにあるタブレットでメニューを注文しました。
 
バーミ〇ンではネコ型ロボットが配膳してましたが、ここでは羊でした(笑)
 
 
 
ご飯を大盛りで注文♪
いただきます!
 
 
 
うぬ!美味しい!
朝からまともに食べていなかったから、余計に美味しい♪
食べている最中、紫のTシャツを着たタカノフさんも来店して食べていました。
 ただ、時間の都合でお声は掛けずに失礼しました。
 
 
 
 急いで観光案内所に戻り、自転車を返して駅へ。
なんとか17:01発の釜石線の花巻行きに乗れました。
 
カッパ捕獲許可証の更新の事もあるので、これから毎年来たいな、と思ってます。
 
新花巻で新幹線やまびこ号に乗り換え、途中大宮で在来線へ。
21時30分に自宅最寄り駅に到着〜♪
 
 
 ちなみに帰りの新幹線は…
 
 
 
2号車の2列目で♪
ええ、レニレニ(0202)です。
れにちゃんです。
れにちゃん推しです。
紫族です。
 
次の【高城れにとお邪魔します】の開催地が何処かまだ不明ですが、こうして未だ訪れたことのない土地を訪問でき、本当に楽しいです。
早く日程だけでも発表してくれないかな…と切に思います。
 
あ、あと今度ゆっくり【遠野物語】読んでみます。
 
 
終わり
 
 
 
※)伝承館ではなく、伝承園でした💦