農薬の問題が心配で、野菜より肉や魚を多く食べているのですが…… | ジム・ハンブルの大ファンのブログ

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 農薬の問題が心配で、野菜より肉や魚を多く食べているのですが……。

 果物や野菜より動物性食品(肉、魚、乳製品、卵)のほうがはるかに汚染されているのです。

 一方的な情報にだまされてはいけません。真実は
植物性食品より動物性食品のほうが、ずっと多くの農薬を含んでいるのです。EPA(米国環境保護局)刊行の『農薬監視ジャーナル』の記事やFDA(米国食品医薬品局)の研究が、私たちのからだにある主な残留農薬源は動物性食品であることを明らかにしています。

 世界的に有名なエコロジストのジョン・ロビンズも、
すべての有害な残留農薬の95~99%は肉、魚、乳製品、卵から体内にとり込まれると述べています。

 彼の調査では
肉は緑葉野菜の7.8倍、果物の10.4倍、豆類の10.8倍、穀物の35.1倍、根菜類の40.1倍、ジャガイモの93.7倍もの農薬を含んでいるのです。

 日本の調査でも魚に含まれる有害物質PCB(ポリ塩化ビフェニール)は、緑葉野菜や米の9.5倍、豆類の85.7倍、果物の200倍、イモや雑穀類の600倍であることがわかっています(『日経ヘルス』1998年12月号)。

 私たちは残留農薬のついた野菜を食べるにしても、まず洗って食べますが、人間の食用となる動物たちは、飼料として与えられる農薬つきの穀物や牧草などを洗ってから食べるわけではありません。

 これらの農薬は動物の脂肪組織や筋肉組織の中に蓄積されていき、その濃度はもともとの飼料に付着していた残留農薬の10~20倍にも達します。動物の肉を食べる人々は、自分のからだの脂肪組織の中に、その動物の体内にため込まれた高濃度の農薬を蓄積することになるのです。

 動物性食品を食べている母親の母乳で育てられている赤ちゃんは、人類のなかで最も濃度の高い農薬をとり込むことになります。EPAや米国大統領環境分析諮問委員会の調査では、全国各地の肉食の女性のうちの99~100%の母乳から農薬が検出されており、最も強烈な発ガン物質ジェルドリンは許容量の9倍、PCBは10倍にも達しているといいます。ベジタリアンの女性の母乳の平均農薬汚染レベルは、アメリカ人女性全体と比べてそのわずか1~2%にすぎません。このことは、
ベジタリアンの食事をしていれば、残留農薬の摂取をいかに減らすことができるかを如実に表わしています

 オーガニック食品だけを食べれば、摂取する農薬の量はもっと減らすことができますが、値段やそのほかの点で実践するのはむずかしいかもしれません。しかしだからといって果物・野菜の摂取を簡単にあきらめないでください。たとえスーパーで売っている果物や野菜、全穀物、木の実、種子類を食べていたとしても、そのほうが肉や魚、卵、牛乳、乳製品を食べるよりも、はるかに残留農薬の摂取量を減らすことができるのですから。

 これらのプラントフード(植物性食品)にはスリムで健康なからだづくりに必要な要素がすべて含まれています。細胞の酸化を防ぐ抗酸化物質、発ガン物質と戦ったり排除したりするのに役立つファイトケミカル、食物繊維など、動物性食品にはまったく含まれていない重要な成分がこれらの食品には豊富に含まれていることも見逃してはなりません。