皆さま、こんにちは
ファッションと教養で理想のライフスタイルを
レンタルドレスサロン La BelleオーナーのKurinoです。
今、ミスワインというコンテストにチャレンジしています。
最終選考通過者によるTikTokでのチーム戦が終了し、
次は7月14日の個人パフォーマンス戦を残すのみ。
引き続き、どうぞ私たちを見守っていただけますと幸いです。
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たまにテレビ番組で見かけるソムリエさん。
飲んだワインを言葉で表現し、時に視聴者に「何言ってるんだ?」という
印象を抱かせ、時に「これ飲んでみたい!」と思わせる存在です。
最近だと「フィネス」という言葉をよく聞くようになったのですが、
普段ワインを飲まない人から見れば「何言ってるんだ?」と
思ってしまわないか少し心配しています。
ちなみに「フィネス」という言葉が使われるのは、繊細で
上品なワインを表現したい時。赤ならピノノワール、白なら
シャブリのシャルドネなどでしょうか。高品質なライトボディの
ワインで使われることが多い表現です。
もう一つ余談なのですが、ワインを飲み始めた時に
違和感を抱いたコメントの一つが「果実味あふれる」という
表現。
果実からできてるんだから、あたりまえじゃん。
って思いました。今なら「果実味あふれる」の意味はよく
分かりますが、普段飲まない方が聞いたらどう思うか、という
視点は常に持ち続けたいものです。
さて、そんなワインのテイスティングなのですが、
私たちワインエキスパートやソムリエには参考にする
基準や手順があります。
必ずしもそれに従うわけではないのですが、
お互いの共通言語みたいなものなので、大変便利です。
今日はその大まかな流れだけ紹介しますね。
①外観
まずはワインの外観についてのコメントをします。ショップだと
赤ワインは色を確認することができないので、どんな色なのかは
ソムリエさんの言葉を信じるしかないです。
澄んでいるのか、にごりがあるのか。
色は無色透明に近いのか、淡いイエローなのか、琥珀色なのか。
そういった見た目の情報を最初に伝えます。
②香り
次は香りです。ブドウから作られた飲み物ですが、
柑橘類やりんご、白桃、マスカット、いちご、ブルーベリーなど
様々な果実を連想させる香りがします。果物以外にもハーブや花、
チョコレート、革、腐葉土、バターなど、様々な言葉を駆使して
そのワインの香りを表現します。私はこのプロセスが好きです。
脳に届いた香りの情報から何かをイメージし、それを言葉にして
誰かに伝えるというクリエイティブな作業で、何かちょっとした
物語でも作る気分です。
③味わい
最後は飲んでみた時の印象を伝えます。酸味、渋味、甘味などを
言葉にして伝えます。味わいの感じ方は人によって個人差があるのは
事実ですが、お客さんは酸味、渋味、甘味などから大体の味わいを想像し、
ワインを買う目的に沿うのかどうか判断します。
いかがでしたでしょうか。
最初はメモ書きでも大丈夫なので、飲んだワインを
記録しておくだけで徐々にテイスティングや表現の
技術が上達していきます。
今日から少しずつ、テイスティングの方法について
紹介していきますね。