F1の開幕戦の予選が終わりました。


今年は決まった時間ごとにその時に一番

遅いドライバーが脱落する「いす取りゲーム」

のような予選になり、ドキドキ感を演出しようと

しましたが、今回見た限り不発に終わりました。


その原因は、「90秒ごとに脱落」と言う

時間設定と「使えるタイヤの数」でした。



コースを1周するのに約90秒掛かるのに、

90秒ごとに脱落するという設定なので、

自分の一台後ろのマシンが脱落した時点で

その一つ前の順位のマシンは、タイムアタック

をしていないと間に合わないので、ギリギリで

逆転するところが見られず、これまでのような

ドキドキ感が余りありませんでした。


そして使えるタイヤの数が足りなかった為に

PP争いも予選時間を5分くらい残した時点で

誰もコース上におらず、ただ時間が来て

1台ずつ脱落するのを待つだけというムダな

時間がありました。


この方式で続けるのならば、逆転出来るように

もう少し脱落までの設定時間を延ばすのと、

予選で使えるタイヤのセット数を増やさないと

成立しないと思いました。



今回の予選の結果では、エンジンのハンデが

あるものの、レッドブルとトロロッソが思ったよりも

速かった事に少し驚きました。



そしてマクラーレン・ホンダに関しては、Q1を

アロンソが3位で通過したまでは良かったものの、

Q2ではそれ以上タイムアップ出来ず、結局

12位で予選を終えました。


昨年の最下位に比べれば良いモノの、

アロンソがドライブしている以上、これが

今望みうる最高の結果なのだと思います。


開幕戦は荒れる事が多いので、スタートが

この位置ならば、入賞する事も出来るのでは

無いかと思いますが、上位のマシンが数台

リタイヤするなどしないと、厳しいかなとは

思います・・。