宇宙人街から遠く離れた病院前のバス停のベンチに座っている3人・・・わたし、舅、姑・・・他には誰もいない

目の前には「トンビがクルリと輪をかいた~」と、昔の演歌の一節を思い出させるような山里の風景が広がって、道路の向こう側の山陰へ行く播但線の線路沿いに並ぶ桜桜は、まだ蕾の先にピンクの小さな顔が覗いたばかり。。。


リラックマじいちゃんちのお庭にも小さい桜の木があるの

もうすぐさくよね~じいちゃん!
想い

宇宙人バスはいつ来るのか誰も気にすることもなく、それぞれの想いに浸りながら、のどかな時間が過ぎていく。。。

舅の退院後、2週間に1回の検査に付き添いながら、今の状態が少しでも長く続いてくれるよう祈るしかない

ようやく一つの病気をクリアできた舅が、この先越えなければならない山は更に高く、ポツリポツリと記憶が抜けていくのを止めようもないかも知れないけど、会う度に「世話になってありがとう」の言葉と、柔和になった顔が「これでいいんだ」と言ってるようで、無理に山を登らなくてもいいんじゃないかと思えてくるのです


リラックマじいちゃん、早くげんきになって温泉にいこうよぉ車

ブランコ

宇宙人東京の桜は満開だそうです

関西の温暖な地方でも、まだ開いてる花を見つけるのが難しいほど、見ごろはゆっくりとやってきます

何事も、気負わず焦らず、自然に・・・自然に・・・