劇的な一発逆転人生に憧れる | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。


何もない毎日が幸せだったんだ


そんな当たり前のことに

気づいてしまった私。





続いています。




私のように

最悪の日々を過ごしたことがある人は



普通の何もない毎日を過ごしていると

「何もないことは、幸せなんだ」

そんなスタート地点を、つい忘れてしまう。



最悪の毎日も

それなりに劇的で

悪いことばかりだったけど


毎日が、劇的ではあった。





夫が、この家からいなくなって1年半。


最近の私はどうだろう。




過去の劇的な展開に慣れすぎていて

何もない平凡な毎日が

退屈だと感じてはいないだろうか。




劇的なV字回復

劇的な一発逆転


知らず知らずに「劇的な何か」を

自分が求めているのに気づく。




仮に今、スクラッチで

200円が当たったとしたらどうだろう。


2000円当たったらどう感じるだろう。



せっかくなら200万当たってほしかった



今の私なら、きっとそう思うだろう。





数日前、夫から連絡が来た。


たいしたことじゃないのに

えらく話をしている。


たった3分が

永遠に感じた。



私は胸が苦しくなる。

呼吸ができなくなる。



そして気づいた。



何もない毎日が、幸せだったんだ。





続く