まさか私に、こんなことが起きるなんて | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。


たぶん、人生の大きな転換期に
今、私は、いるんだと思う。


夫が、この家を出て行ってから
1年半になる。



それまで夫とは
ずっと家庭内別居状態で

話をすることも
目を合わせることも

ここ何年かは
お互い、その姿を見ることもなかった。


広い家に住んでるわけではないので
私が家の中を移動するときは
扉の向こうに夫がいないのを
確かめながら動いていた。

どんなときも
夫が「そこに」いないのを確認しながら
私は家の中を移動した。



そう。
何年も、何年も。



そして
この生活は、ずーっと続くものだと

死ぬまで、私は夫の気配を避けながら
この家の中を移動していくんだと

そう思っていた。



私と同じことをしている同世代の方
多いんじゃないかと思うけど。


ま、自分を守る術ってことなんだよね。





それが突然
いきなりその日は訪れた。



夫が、この家から
元気にいなくなってくれたのだ。



ホントに、ある日突然。




続く