親が教えることって、なんだろうね | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。


この年になって思う。



我が子に、何を教えたらよかったのか




子育ての最中では

そんなこと考えることもなかった。


毎日必死で

1日を生き抜くだけで精一杯だった。






人が困っているときに声を掛けるとか

人が大変な思いをしているときに気づくとか



自分が困っているときに助けを求めるとか

自分が大変な思いをしているときに

大変だから手伝って欲しいと言えるとか



人を助けるよりも

自分が大変なとき

「助けて」

そう言える大人は少ないと思う。





親が言葉で伝えて、分かることは数少ない


古臭い言い方かもしれないけど


やはり「親の背中」なのか




この間、娘と出かけたとき

終点の駅なのに、寝入ってしまった人がいた。


私がその人に声を掛けようとしたら

娘が私よりすーっと前に出て

「終点ですよ」

その人の肩をトントンして声を掛けていた。



娘は

「私の背中」

を見て育っていたんだな。



そんなことをふと思って

ちょっとニヤニヤしてしまった。