コロナ後遺症って 味覚嗅覚問題2 | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。

今年の8月終わりに家族がコロナに感染、

その後私も家庭内感染した経験をつらつらと、振り返りも兼ねて書いてます。




味がしない

匂いが分からない

そんな自分になって、2ヶ月半。


そんな自分にも、少しずつ慣れてきました。




鼻?喉の奥?にブラックホール


「今、私は

 味と匂いが分からなくなっているんだ


コロナ陽性が確定した夜に

いきなりそれを自覚した私。


味覚嗅覚障害の症状は

その前から出ていたと思う。



でも

味は、して当たり前だし

匂いも感じて当たり前だから

味や匂いを意識して、そこに集中したことなんてなかったから。


いかに、普段当たり前を感じずに、当たり前にあぐらをかいて過ごしているか。


神様にいきなりズドンと撃ち抜かれた感じ。


ま、そんなに大げさなことではないけど

味と匂いがない生活は


生きる価値を

どこに感じたら?


ホントに味も匂いもしないって

想像もできなかったけと


風邪を引いて鼻がつまって

「匂いが分からない」

そういうレベルじゃない。


本当に


ひたすら


どこまで行っても


水にだってちゃんと味はある。


でも

水もコーヒーもオレンジジュースも

何を飲んでも一緒。


口に含んだときの風味

喉を通るときの喉越し


そのかすかな違いで

口に入れてるものの違いを感じる。


でもそれも視覚の情報があった上でのこと。


視覚の情報がなかったら

たぶん何を口に入れているか

一切分からないと思う。


ある日突然、鼻と喉の奥に

ブラックホールが出現したような


そんな感覚。