コロナ後遺症って 8 | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。

8月の終わりに家族がコロナに感染、

その後私も家庭内感染した経験をつらつらと、振り返りも兼ねて書いてます。



なんか

振り返りながら、恨み節のようなことを書いていてもあまり面白くないので、サクサクと行きます。



復帰はしたけども 


ホテル療養から自宅に戻り、それからほぼ1週間後、仕事に復帰した。


体力も気力も戻ってないし、目の前には不安しかないけど、とりあえず前に進んでみることにした。


復帰してまずびっくりしたのは

「私がコロナに感染したことが

 秘密になっていた」

ということ。


いろんな配慮の末に・・ということらしいけど、私の名前が隠語で代用されていたのが、すごくおもしろかった。


元気でも1日働くのがしんどいときがあるのに、病み上がりのフルでの仕事は想像以上にしんどかった。



メンタルがついていかない


コロナ後遺症の中に

記憶障害

というのがある。

少数ではあるけど、そういった障害があると聞いた。


私、めちゃめちゃ記憶力がよくて

家族からは「特殊能力」とまで言われているほどの記憶力。


映像記憶型なので、何かを思い出そうとすると脳裏に映像が流れてくる。


人の顔はまず忘れない。



そんな私なのに

コロナに感染した前の記憶がかなり飛んでるし、抜け落ちている。

いろんなことが思い出せない。


仕事で一番苦労したのが、これで

コロナ前のことが思い出せないってやつ。


頭の中のあちこちに穴が開いてる感じで

ある意味、記憶消失。



それによって仕事に大きな影響はなかったけど

上司に

「ここ3ヶ月の業務内容で評価を出します」

と言われ、焦った。


「そのうち1ヶ月はコロナで倒れてたし、

 いまだ記憶が曖昧だし、回復途中だし」


そのときはまだ、それが言えなかった。


コロナで苦しんで

後遺症で、また苦しんで。



コロナは風邪だよ

なんて言ってる人

ホントにやめてくれ。



何かの記事にもあったけど


こうやって感染者が収まっているときに

やれることがあると思う。


数や統計では少ないかもしれないけど

後遺症に苦しんでいる人がいるんだから。


たぶん

誰にも言えなくて苦しんでいる人

たくさんいると思う。 


だって

「私、コロナでした」

って言えない世の中なんだもん。


感染者が少ない今

そういった人に手を差しのべてほしい


心からそう願う。