それがあるから君であって、それがなかったら君じゃない | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。

今日は、食物アレルギーの話をします。



大抵の食物アレルギーは、小学校入学前に9割の子供の症状は改善される?


うちの息子は、食物アレルギーという体質を生まれながらに持っています。


成長するにつれ、食べられなかったものが徐々に食べられるようになり、小学校に入学する頃には、給食は普通に食べられるぐらいに改善する。

普通は、そんな流れです。


残りの1割は

一生アレルギーと共に生きていく

アレルギー症状が悪化していく

こういった流れを生きてく子もいます。


息子は、残りの1割に属してて

一生アレルギーと共に生きてく


そっちのほうでした。




ランチミーティング、ごはんどうする?


そんな息子も社会人2年目。


つい、先日のことです。

職場でランチミーティングがあるらしく

お昼どうするか問題が発生しました。


普通の仕出し弁当だったら、おかずはたぶん絶望的、食べられるものは白飯ぐらい。


まー、どうするのかなと思って、私は静観してました。


「アレルギーがあるって言ったら、

代替食準備してくれることになった」

と息子。


あー、言ったんだ、よかったなーと思ってたら


「なんか言わないほうがよかったかな」

「迷惑かけちゃうかもな」

「色々聞かれたらやだなー」


言ったあとで、うじうじ悩んでる息子。


冷静に考えたら、ランチミーティングなのに白飯しか口をつけてない入社2年目の若者がいたら、そちらのほうが問題で、なおかつ大騒ぎになってしまうだろう。


さりげなくアレルギーの事実を伝え、代替食を準備してもらうのが無難な道。



アレルギーがあるから君なのであって

アレルギーがなかったら君ではない


アレルギーは君の一部じゃん


あえてそれを強みに変えてみなよ



久しぶりに親らしいことを言ってみた。


でも、そうでしょ?


そこを無視して自分の人生は語れないよ。


それも君、君自身だよ。




m(_ _)m