さみしさしかないかもしれない。
今年、新社会人になった息子。
来年の春から、一人暮らしをすると言っている。
前々から宣言していたから
「いよいよか・・」
みたいな思いはある。
まぁね、覚悟はしてたけど
リビングに脱ぎ捨ててあるスウェット
テーブルの上に食べてそのままの食器
彼が出掛けたあと、やりっぱなしにしてることを多数発見。
「もうすぐ、こんなこともなくなるし」
そう思いながら
せっせと片付けてる私がいる。
最近仕事が忙しくて
家で夜ご飯を食べる回数が減っている息子。
つい、いつもの調子で私はご飯を作ってしまい
余る、ご飯たち。
数年前は
作っても作ってもおかずが足らなかった。
食べ盛りの男子は、ホントによく食べる。
お肉も特大パックを買っていたし
唐揚げなんて、2キロを揚げていた。
そうか、ご飯を作る量も考えないと。
お母さんのホントの気持ちを言うとね
さみしいし、悲しいし、心にポッカリ穴が開いてるし
泣きたいし、すがりたいし
一人暮らしなんか、やめてよ
ずっと、ここにいればいいじゃん
ホントは、そう言いたい。
でも、実際
今の息子には
希望しかない。
私には
絶望しかない。
ここには、天と地ほどの思いの差がある。
あぁ、こんなことをしてやれるのも、最後かも。
そう思いながら、息子との生活を私の中に刻んでいる。
みっともない?
往生際が悪い?
いいよ、みっともなくたって。
だって、悲しいんだもん。
(T-T)