治療2日目
2:20 あおがお腹をやたらと触っているから、
母が「お腹痛い」と聞くとうなづく。
温かいタオルをお腹にあてる。
2:40 あおが再びお腹を触っているから、
母が「お腹痛い」と聞くと辛そうにうなづく。
温かいタオルをお腹にあてる。
少し眠れたかと思ったらすぐに起きる。
3:30頃、あおが辛そうなので「お腹痛い」と母に聞かれるとうなづく。
夜勤部屋持ち看護師Hさんに状況を話し、上の人にも確認してもらったら、
便が出てないみたいなので、浣腸をして便を出してみて、
それでもお腹の痛みがおさまらなかったら、座薬を使いましょう。
浣腸してもらう。
4時前にもお腹が痛いかどうかあおに聞くと、うなづいてたけど、
母がタオルを温めに行ってる間に眠れたみたい…
4:40 「おなかいたい」あおはかなり暴れて辛そうな表情になる
4:50 座薬「アンヒバ100」を入れてもらう。
熱冷ましだけど、鎮痛の効果もある薬。
5:10 「おじいさんのとけいはどうしてうごかないの」
「おなかいたくない」と言って起きる。
「おかあさん、ねてていいよ」
「おかあさん、アンパンマン好き」
6:00前、便は出てないのに何回も
「うんちでた」「うんちでてるの。かえて」と大号泣
便は出てないけど、母がオムツ替えた後も
同じように言っては大号泣
そして急にピタッと泣き止んだかと思ったら、
左に体を向けて、両目が左に寄ったかと思ったら、右に3分間位寄る。
ナースコールして、部屋持ちではない他の男性看護師Eさんが
部屋に来た時にはあおの目は元に戻っていた。
6:30 「おなかいたい」とかなり痛いみたいで、泣き喚き
鎮痛剤「ロピオン」を入れてもらう。
薬が効くまではずっと大号泣だったけど、
薬が効くと楽になったのか、母の抱っこで寝る
担当医のK先生、7:30にあおの状況を説明に来てもらう。
吐き気止め「カイトリル」を入れてもらう。
ステロイド「デキサート」(=デカドロン)を入れてもらう。
痙攣止め「テグレトール」内服
血圧の薬「レニベース・ノルバスクOD・ディオバン」内服
利尿剤「ラシアル」内服
酸性予防「ザイロリック」内服
出血性膀胱炎防止「ウロミテキサン」を入れてもらう。
抗ガン剤「イホマイド」が入る。
11:27 1分間位、両目が右上に寄る(痙攣)
主治医のT先生による診察
痙攣止めの薬の量を増やす事も考えましょう。
あおちゃんが部屋から出る元気があれば、
病院だから何かあっても対応出来ますし、出てもらって大丈夫です。
1分間位の痙攣なら、大丈夫です。
抗ガン剤「カルボプラチン」が入る。
抗ガン剤「エトポシド」(=ラステット)が入る。
19:10~30分間位、いきなりあおが「ベータ」とか「ペタペータ」と
いきなり言い始めて、ずっと叫びながら暴れ続ける。
あおは、何かして欲しい事があって、
伝えようとしているみたいだけど…
母がナースコールすると、部屋持ちではない看護師Oさんが来てくれるものの、
「あおちゃん、どうしたの」と笑って対応する位しか出来ない
部屋持ち看護師Nさんも部屋に来てくれて、
男性医師M先生に診てもらったけど、
医師も看護師さんも母もどうしたらいいのか、戸惑う
母は急いで父に電話をして、あおの状況を説明すると、
父も来ていて、車で後30分位で着きそうなので、
急いで来てくれると言ってくれた
7:50 父が病院に着いて、あおの部屋に入ってすぐに抱っこしたら、
急にピタッと落ち着いてそのまま寝てしまった
母が抱っこしても暴れまくって、返って危険だったので、
ベッドに寝かせた位だったのに…
M先生も、看護師さんも、呆気にとられながら、
部屋から出て行かれていた
そして母も…
軽い痙攣が起こったお昼から、あおは、手足を含めて、体の力がなくて、
フラフラで座ろうとしても倒れそうだったり、
言葉もあまり話せない感じがする
夕食時間からは口からヨダレが出て、
どこにでもつばをペッペッと吐き出す
K先生のお話
腹痛は腫瘍による痛みだと思いますが、お腹の容量は決まっていて、
便があると余計に圧迫されて、お腹が痛くなる事もあるので、
固い便が出ているのなら、毎日夕食の時にラキソベロン(下剤)を飲んで、
便を柔らかくして出しましょう。
ロピオンを使って眠れているのなら、
ロピオンで痛みを取りながら抗ガン剤治療をして腫瘍を小さくして、
痛みを取りましょう。
ロピオンは通常4~6時間毎に使いますが、
痛みを取る為に、2時間毎に使っても大丈夫です。
もし、治療をしていて、ロピオンを3~4時間毎に1回
使わなくてはいけない位の痛みになれば、激薬を使いましょう。
モルヒネは便秘しやすいので、激薬のシールタイプ(3日に1回貼り替え)があり、
モルヒネよりは便秘もマシなので、そちらを使いましょう。
あおちゃんが泣いていたのに、ピタッと泣き止んで目が寄ったのは、
「泣き入りひきつけ」で、泣き過ぎる事で体に酸素が行き渡らなくなって
ひきつけを起こしたのだと思います。
普通でもあり得る事なので、5分以内におさまれば心配ありません。
(泣いてない時のひきつけは要注意です)
今すぐに命に関わる事はありませんが、腫瘍が大きくなり過ぎると、
勝手に割れて出血するので、血がとまらなくなったり、
抗ガン剤が効かなくなったら、命に関わります。
出血に関しては、手術で止血しても、腫瘍は壊れやすくて、
他の所が出血してしまうので、手術をする事は出来ません。
その時は、血小板をしっかり入れて出血を止めます。
目が寄って1分間位なら、部分痙攣ですし、
全身が動かなくなったり、息を止める位の痙攣にならなければ、大丈夫です。
夜中、腹痛があったので、
食事は、プリン・ゼリー・ヨーグルト・あめまでにしましょう。
腹痛があっても、お風呂は大浴場に行ってもらって大丈夫ですよ。
内臓の動きをみる為に、明日、採血します。
頭にひっかき傷があるので、ローションタイプの薬を処方しておきます。
血液検査なし
2:20 あおがお腹をやたらと触っているから、
母が「お腹痛い」と聞くとうなづく。
温かいタオルをお腹にあてる。
2:40 あおが再びお腹を触っているから、
母が「お腹痛い」と聞くと辛そうにうなづく。
温かいタオルをお腹にあてる。
少し眠れたかと思ったらすぐに起きる。
3:30頃、あおが辛そうなので「お腹痛い」と母に聞かれるとうなづく。
夜勤部屋持ち看護師Hさんに状況を話し、上の人にも確認してもらったら、
便が出てないみたいなので、浣腸をして便を出してみて、
それでもお腹の痛みがおさまらなかったら、座薬を使いましょう。
浣腸してもらう。
4時前にもお腹が痛いかどうかあおに聞くと、うなづいてたけど、
母がタオルを温めに行ってる間に眠れたみたい…
4:40 「おなかいたい」あおはかなり暴れて辛そうな表情になる
4:50 座薬「アンヒバ100」を入れてもらう。
熱冷ましだけど、鎮痛の効果もある薬。
5:10 「おじいさんのとけいはどうしてうごかないの」
「おなかいたくない」と言って起きる。
「おかあさん、ねてていいよ」
「おかあさん、アンパンマン好き」
6:00前、便は出てないのに何回も
「うんちでた」「うんちでてるの。かえて」と大号泣
便は出てないけど、母がオムツ替えた後も
同じように言っては大号泣
そして急にピタッと泣き止んだかと思ったら、
左に体を向けて、両目が左に寄ったかと思ったら、右に3分間位寄る。
ナースコールして、部屋持ちではない他の男性看護師Eさんが
部屋に来た時にはあおの目は元に戻っていた。
6:30 「おなかいたい」とかなり痛いみたいで、泣き喚き
鎮痛剤「ロピオン」を入れてもらう。
薬が効くまではずっと大号泣だったけど、
薬が効くと楽になったのか、母の抱っこで寝る
担当医のK先生、7:30にあおの状況を説明に来てもらう。
吐き気止め「カイトリル」を入れてもらう。
ステロイド「デキサート」(=デカドロン)を入れてもらう。
痙攣止め「テグレトール」内服
血圧の薬「レニベース・ノルバスクOD・ディオバン」内服
利尿剤「ラシアル」内服
酸性予防「ザイロリック」内服
出血性膀胱炎防止「ウロミテキサン」を入れてもらう。
抗ガン剤「イホマイド」が入る。
11:27 1分間位、両目が右上に寄る(痙攣)
主治医のT先生による診察
痙攣止めの薬の量を増やす事も考えましょう。
あおちゃんが部屋から出る元気があれば、
病院だから何かあっても対応出来ますし、出てもらって大丈夫です。
1分間位の痙攣なら、大丈夫です。
抗ガン剤「カルボプラチン」が入る。
抗ガン剤「エトポシド」(=ラステット)が入る。
19:10~30分間位、いきなりあおが「ベータ」とか「ペタペータ」と
いきなり言い始めて、ずっと叫びながら暴れ続ける。
あおは、何かして欲しい事があって、
伝えようとしているみたいだけど…
母がナースコールすると、部屋持ちではない看護師Oさんが来てくれるものの、
「あおちゃん、どうしたの」と笑って対応する位しか出来ない
部屋持ち看護師Nさんも部屋に来てくれて、
男性医師M先生に診てもらったけど、
医師も看護師さんも母もどうしたらいいのか、戸惑う
母は急いで父に電話をして、あおの状況を説明すると、
父も来ていて、車で後30分位で着きそうなので、
急いで来てくれると言ってくれた
7:50 父が病院に着いて、あおの部屋に入ってすぐに抱っこしたら、
急にピタッと落ち着いてそのまま寝てしまった
母が抱っこしても暴れまくって、返って危険だったので、
ベッドに寝かせた位だったのに…
M先生も、看護師さんも、呆気にとられながら、
部屋から出て行かれていた
そして母も…
軽い痙攣が起こったお昼から、あおは、手足を含めて、体の力がなくて、
フラフラで座ろうとしても倒れそうだったり、
言葉もあまり話せない感じがする
夕食時間からは口からヨダレが出て、
どこにでもつばをペッペッと吐き出す
K先生のお話
腹痛は腫瘍による痛みだと思いますが、お腹の容量は決まっていて、
便があると余計に圧迫されて、お腹が痛くなる事もあるので、
固い便が出ているのなら、毎日夕食の時にラキソベロン(下剤)を飲んで、
便を柔らかくして出しましょう。
ロピオンを使って眠れているのなら、
ロピオンで痛みを取りながら抗ガン剤治療をして腫瘍を小さくして、
痛みを取りましょう。
ロピオンは通常4~6時間毎に使いますが、
痛みを取る為に、2時間毎に使っても大丈夫です。
もし、治療をしていて、ロピオンを3~4時間毎に1回
使わなくてはいけない位の痛みになれば、激薬を使いましょう。
モルヒネは便秘しやすいので、激薬のシールタイプ(3日に1回貼り替え)があり、
モルヒネよりは便秘もマシなので、そちらを使いましょう。
あおちゃんが泣いていたのに、ピタッと泣き止んで目が寄ったのは、
「泣き入りひきつけ」で、泣き過ぎる事で体に酸素が行き渡らなくなって
ひきつけを起こしたのだと思います。
普通でもあり得る事なので、5分以内におさまれば心配ありません。
(泣いてない時のひきつけは要注意です)
今すぐに命に関わる事はありませんが、腫瘍が大きくなり過ぎると、
勝手に割れて出血するので、血がとまらなくなったり、
抗ガン剤が効かなくなったら、命に関わります。
出血に関しては、手術で止血しても、腫瘍は壊れやすくて、
他の所が出血してしまうので、手術をする事は出来ません。
その時は、血小板をしっかり入れて出血を止めます。
目が寄って1分間位なら、部分痙攣ですし、
全身が動かなくなったり、息を止める位の痙攣にならなければ、大丈夫です。
夜中、腹痛があったので、
食事は、プリン・ゼリー・ヨーグルト・あめまでにしましょう。
腹痛があっても、お風呂は大浴場に行ってもらって大丈夫ですよ。
内臓の動きをみる為に、明日、採血します。
頭にひっかき傷があるので、ローションタイプの薬を処方しておきます。
血液検査なし