憧れ≒劣等感

 

自己分析をすると

色々とでてくる

 

それを掘り下げていくと

自身の生い立ちが

影響していることが理解できる

 

親・兄弟や環境について

今更ごたごた言ってもしょうがない

 

しかし、自分を知るということは

自分の人生を否定することにもなる

 

家出を繰り返していた幼少期

死ぬことばかり考えてた少年期

周りに牙を向けて這い上がることしか考えなかった青年期

 

俺はまともじゃないなんて

そんなの自分がよく分かっていて

ただ普通になりたかった

普通に育ちたかった

普通に生活したかった

普通に憧れていた自分がいて

普通じゃない自分に劣等感を感じていた

 

世間一般的には

俺は幸せに見えるはず

 

結婚もしていて

子供にも恵まれ

健康に、そして元気に育ち

持ち家もあり

妻も手に職を持っており

自分も一部上場企業で勤め

それなりの役職に若いうちについている

 

問題は、自分自身が幸福感を感じていないこと

いつまで経っても満たされない

役職が上がろうが、給料が上がろうが

決して満たされない

 

自分の価値を上げるために

機能価値ばかりを追い求めてきた

上げなければならないのは

「存在価値」

らしい

 

昔から俺はずっと鏡の自分を見て

死ね

なんだお前

何考えてんだ

ほんとろくでもねぇな

そんなことばかり呟いていた

 

今はそんな言葉を出さないように気を付けている

大丈夫だ

何も悪くない

お前は悪くない

それでいいんだ

毎日インナーチャイルドに話しかけている

やはり愛情不足ではあったのだろう

 

とある番組で、橋本環奈ちゃんが

自分で自分を傷付けないように

とコメントしていた

ほんと立派な子だなと思った

もう大人か

 

とりあえず

毎日少しづつ

一歩づつ

自分を慰め

温め

心を癒していきたいと思う