中日ドラゴンズ
立浪監督
中日を変えてくれという使命と
中日を変えてくれるという期待を
背負って監督になりましたが。。。
典型的な崩れていく組織を見ていくようで
そりゃこうなるよな
というのは予想通り
自分の職場でも、組織が崩れていくのを経験してきたので
よくわかる
マネジメントとコミュニケーションをナメてはいけない
実力が無いから順位が低かったわけで
その選手(コーチ・裏方含む)たちを圧力をかけて
管理・指揮を執るなんて
まぁうまくいきません
性格までは分かりませんが
立浪・片岡はPL学園で厳しい環境で育ち
特に立浪は星野監督の下で厳しい組織の中で
結果を残してきた
もちろんプロですから厳しいのは当たり前
でも厳しい環境でやっていけたのは
本人に実力(適正)があったから
実力が無い若手に、実力のあった自分がやってきたことを
強制力(圧力)を持ってやらせたらどうなるか
もちろん一定の効果はあるでしょう
ただ一定のラインで止まる
今度はそれに苛立ち
人格否定を始める
そりゃやる気も無くなる
ネガティブな情報ばかり入ってきますが
阪神・岡田監督 オリックス・中島監督は
二軍の試合をいつも見ているとのこと
「昨日2軍の試合でエグいボール放っとったわ」
この一言で若手はどれだけ気分が上がるか
育成上がりの投手を1イニングで60球以上投げさせ
翌日登録抹消
内野陣はろくに声もかけず
噂レベルだけど、抑えのライデルは「俺に行かせろ」と
コーチの指示を無視してアップをしていたらしい
そして相手先発のバウアー
ヒーローインタビューでは開口一番に
「どんなに良い投手でもこういう時はある。前を向いて欲しい」
俺も昔、投手をしていたので
この辛さは本当に分かる
一人で泣いていたことは何度もある
「悲しみで花は咲くものか」
俺が心打たれた言葉
サンボマスターですね
ライデルやバウアーのような気持ち・マインド・姿勢
これをどう捉えるか
日本人の管理・監督者は
よく考えるべきだと思う
ここまで落ちた組織の立て直しは難しい
来年もそんなに変わらないだろう
一から作り直した方が早い
ただそれも数年かかる
上司の能力以上に部下(組織)は伸びない
立浪を変えるか
立浪が変わるか
来年も、よく見ていきたいと思う