今月のTNRも無事終了
今回衝撃的だったのは、ある室内多頭現場の猫たちに寄生したノミ、ノミ、ノミ
麻酔がきいてる猫をもちあげたとき、ピョンピョン飛んでるものが見えると同時に猫の身体がザラザラしていて、虫嫌いなわたしは「ギャー」と叫んでしまいました。
ザラザラの正体はノミ糞
「犬猫みなしご救援隊」プレゼンツ「いわきTNR病院」の手術では、駆虫薬は3か月安定して効くブラベクトをつけてもらえるので、今回手術できた子に関しては痒みや貧血から解放されます。
しかしその現場は、飼養者に指定された一部の猫の搬送を請け負っただけで全容が見えておらず
to be continued・・・
今回も、子宮蓄膿症の子もいたし、
極度の脱水で、つまんだ皮膚がまったく戻らない子たちばかりの現場もありました。
手術に入ってくださっている犬猫みなしご救援隊・代表ブログも是非ご覧ください。
猫を増やしている人とこちら側とでは「かわいがっている」や「かわいそう」の感覚に隔たりがあります。
かと言って、攻撃して私たちが排除されてしまっては猫たちが救われなくなってしまう。
へんな話、気持ちをおさえて下手にでないといけないこともたくさんあります。
猫のため、感情的にならずに堪えるようになりました。
今回は手術日前々日の午後から、約1日半のあいだにスタッフ2~3名で4か所の捕獲&搬送
4か所地域がバラバラだったので、段取り命
人がいなかったら段取りすらできないですからね。
シェルターを守ってくれるスタッフやボランティアさんがいてこそ、TNRの段どりを組むことができ、私は自由に動くことができます。
無口な代表ですが、つくづく人がいてこそだと、
LYSTAを支えてくれている皆さんに感謝しています。
ある現場は草が伸び放題
でもこのどこかに子猫たちがいるのがわかっていたので、スタッフは草をかき分けて捕獲器を設置
虫嫌いな私は自ら先頭に立って進むことは到底できないので、スタッフがかき分けてくれたところをついて行けば良いので気が楽
ここでは成猫たちのほかに手術できない大きさの6匹の子猫が捕獲器に入りました。
ちょっと大きさが違うので2腹分かと思います。
もっと早くに覚悟をしていてくれれば増えなかった命。
手術できない大きさの子猫たち
さてどうしましょう
なんだか今回は子猫はひきとろうという気持ちにならず
今思えば、恐らくその原因は、二年前に相談があった現場で今の話だったので、気持ちが乗らなかったのかも
現場の方たちで保護できないのであれば、今回はワクチンと寄生虫の駆虫薬だけつけて一旦元居た場所に戻し、来月・再来月に相談者の方に自分で捕まえて手術に連れてきてもらおうという方針でした。
しかし、主要道路が近いこともあり、LYSTAのスタッフの手でこの子たちをリリースするのが忍びなく、医療費の一部だけご負担いただいて、リリース直前にひきとることが決まりました。
負担金は、便検査してウイルス検査して、カナンのごはんをちょっとまとめて買ったらあっという間になくなる金額です。
うちのスタッフは「え~6匹でそれは安すぎますよ」って言ってました。
犬や猫をひきとるとき、「ボランティアなんだから無料でひきとってあたりまえ」「えーお金かかるんですか?」のひともいるけど、
タダで生きていけるわけがないし、自分ができない或いはやりたくないことを、言い方悪く言えば人に押し付けるわけだから、ひきとりを依頼するのであればそれ相応の金銭的負担は必要不可欠だと
私は思います。
ひきとりだけでなくTNRも然り、簡単にやってるように見えるかもしれないけど
現場に行って捕獲器を仕掛けるだけでなく、先に捕獲できた子たちはペットシーツを交換したりごはんをあげたり
リリース後は捕獲器の洗浄消毒して、タオルも洗って、保管場所に戻して
てなわけで、今月もスタッフみんな身体バキバキで完全燃焼💪
お疲れ様でした!
TNRが終わり、お迎えに来たよ~♪
車の音を覚えているわんこさんたち、みんなでてきて大喜び
一瞬疲れがふっとぶかわいさ♡
クレートが新しくなり移動が楽でした。
来月の手術は7月9日です。
来月のお弁当は、支援者の方から「ぜひお昼にあれを食べて」とご寄付をいただいているので今から楽しみです
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