昨日書いたように、備蓄品を見直すために、ネットで防災情報を見ていたたのですが
被災した人、避難所生活を送った人たちの話の中で異口同音に出てきたのが
「火事場泥棒」や暴力などなど、「人」から受けるいろいろな理不尽な体験。
せっかく、日ごろから備えて来た備蓄品を奪われたりたかられたり。
誰か一人に分けてあげると、「あの人はくれる」と思われて人が集まってきたり
断ると嫌われて、復旧した後も地域で仲間外れにされたり。
(被害が少なかったというだけでも、嫉妬の対象になって嫌がらせされるとか)
人間、極限状態に陥ると、日ごろは優しい人でも豹変するのだろうと思います。
第二次大戦を経験した父は私に対して、よく、
「お前は考え方が甘い」と怒っていましたが
私も、極限状態に陥ったら、非情な人、悪人になる自信があります。
いいか悪いかという話ではなくて、人間、そういうふうにできている。
「衣食足りて礼節を知る」とか、「金持ち喧嘩せず」とかの諺があるけど
自分に力がある(モノやお金がある、健康で動ける、など)、
死の危険から遠いところにいる安全安心を感じられていてこそ、
道徳的な行動がとれるのだと思います。
本当の意味で「優しい人」になるために
まず、「力がある人」「強い人」になりたいと思います。
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