最近、人と話していて
「あ、自分はまだまだ”お人よし”だなあ」と思った出来事がありました。
ついつい、相手を上げ、自分を下げるような言い方をしてしまう。
仕事に関しては、自分の仕事をきっちりやり遂げないといけないから
かなり、自分を通すこともできるのですが
(必要な資料を出してもらうために、きつめに何度もお願いする、とか)
プライベートでは、相手を傷つけてはいけない、へりくだることをしないといけない
ちょっとでも嫌な思いをさせてはいけないと、無意識に思っているかもしれないです。
でも、「お人よし」をやっていると、「舐められる」なーと思います。
依存したい人はとことん依存してくるし、依存がエスカレートするし
耐えかねて拒否すると「冷たい」「厳しい」「怖い」とか言われる。
(ちゃんとした人は、ありがとうとか、ごめんねとか言ってくれる)
見下したい人は巧妙なやりかたでしつこくからんで嫌なことを言ってくる。
生き方、価値観、考え方、能力などの多様性を認められない人は
自分と違うところを見つけると、攻撃しようとする気がします。
自分の考え方や、自分の得意分野にだけ価値があると思いたいので
相手ができないことは見下し、相手ができることはその価値を下げる。
特に、自分にコンプレックスがあったり、下げる理屈が見つからないと
「からかう」「茶化す」ことで相手を下げて、優位に立とうとする(溜飲を下げる?)
例えば、若い頃、たまに遭遇したのが、私が英会話を勉強していると知ると
「ぢっすいずあっぺーん!かー。わははー」みたいに笑ってくるおっさん。
(オンナのくせに生意気!と思われたんでしょう。そういう時代だった)
そんなとき、不愉快に思っても、へらへら笑っていたな。
むしろ、親愛の情を示されているのに、不快に思う自分が悪いと思っていた。
でも、そんなの親愛の情とは違うよね?と、いまならわかります。
笑えないと「冗談のわからない奴」なんて言うのは、いま思えば、ハラスメント。
(「怒るなよー、冗談じゃないかー」って、セクハラおやじの常套句ですよね)
そういう人には、ニコニコしないようにしようと思います。
誰でも受け入れなくてはいけないと思う必要はないよね。
良ければ応援お願いします。
↓