今週は火曜と金曜にフランス領のスーパーに行ったので、魚料理は2回。
↓ こちらは金曜に買ったDorade Royale(ヨーロッパ平鯛)。学名はSparus aurata(黄金の鯛)。
目と目の間に金色に輝く線が入っているので「AURATA」と名付けられたそうです。
鱗が付いていれば胴体も銀色に輝いている、美しい魚です。
お値段はPagre(ヨーロッパ真鯛)とだいたい同じ1kgあたり30ユーロほど。つまり天然物です。養殖物だとお値段はずっと安く、3分の1~半額以下になります。
この日は地中海産と北大西洋産の両方が並んでいましたが、北大西洋産のほうがぐんと大きかったので北大西洋産に決定。
見かけは先週買った1.5㎏のPagreと同じくらいの大きさですが、なにしろヘダイ、つまり「平たい鯛」なので、重量は1㎏しかありませんでした。
せっかくの天然物なのでお刺身とアラ炊きにしました。
ガルはあまり箸を使いたがりません。最初はお箸を使っていたのですが、スイスの公立小学校で給食を食べるようになってからは家でもあまり箸を使いたがらなくなってしまったので私が箸で身をむしってやりました。
一晩みそ漬けにした水曜日。オーブンへ。
美味しそうに焼けました。
お魚よりもお肉!派だった長女ガルですが、だんだんお魚も美味しいと感じるようになってきたようです。
こちらは火曜に買った切り身のパック。
Dorade Sebaste と書いてありますが、これはDorade(タイ)ではありません。
Sebaste は 「大西洋赤魚(タイセイヨウアカウオ)」です。
実は日本の皆さんにもお馴染みのお魚でしょう。日本では「赤魚粕漬」などとして流通しているので。
とても淡泊なので、私もみそ漬けにする予定で買いました。
フィレにしてある=重量全部が可食部分 と考えればお手頃のお値段です。
水曜日の午後は料理をする時間が無いので、火曜のうちにみそ漬けにしておけば水曜日に美味しく食べられるでしょう。
お魚よりもお肉!派だった長女ガルですが、だんだんお魚も美味しいと感じるようになってきたようです。
魚好きだった長男ザーが帰国して以来3年間、魚料理を作る頻度は減っていました。
でもそろそろ週に1、2回はお魚メニューにしたいなあと考えています。
Avec Amour まごころをこめて。