このブログで公開した自作曲のうち、最も新しい曲は1999年の "Hymn Upon a Star"。それから数年、結婚を目前にしていくつかの曲を書き、「機材のお話その5」で初回したYAMAHAのMD8で、ラフなレコーディングをしていた。

 それから約20年、様々な事情から私は創作活動を休止していた。その間に創作活動を取り巻く環境は大きく進歩し、私は時代にすっかり取り残されていた。いろいろなことがようやく軌道修正され、私が再び創作活動を開始するためには、まずは録音環境の整備をする必要があった。活動休止前に一般的だったMDは絶滅状態となり、記憶媒体はCD-RからHDDに移り、DAWも庶民にまで普及した。

 

 

 活動再開の数年前から、準備は整え始めていた。まず購入したのがDTMソフトで、ネットオークションで型落ちを安価で入手した。どれを使ったものか見当がつかなかったが、マニュアル本が出回っていた「CUBASE」を選んだ。DTMソフトを動かすために、スペックの高いPCも必要だったので、これも中古で購入。

 

 

 

 

 PCを使ってレコーディングを行うためには、ギターをプラグインして演奏した音をPCに取り込める装置が必要で、これをオーディオインターフェイスという。これも種類豊富だったが、ギターとベースがプラグインできて、家庭用オーディオでモニターするアウトプット端子が必要だったので、その条件を満たすコスパの良い中古を選んだ。EDIROLのUA-25をいう機種で、オークションで10,000円以内だっとと記憶している。

 

 

 

 

 

 数年経ってから購入したのが、MIDIをキーボードで直接入力できるMIDIキーボードと呼ばれる機材。鍵盤楽器の形をしているが、楽器というよりも入力用機材と言った方が良いだろう。KORGのmicroKEY 2-37というコンパクトなもので、妻にねだって誕プレで買ってもらった。今のところ実験的にしか使用していないが、ドラムパターンの入力や、装飾音を入れたいときに活躍することになるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 レコーディング環境を一新して創作活動を再開したのは、これらの機材を揃え始めてすでに5年ぐらい経過した2019年になった頃だった。まずは、DAWのインターフェイスに慣れるために、過去の録音をリミックスすることから始めた。YAMAHAのMD8から各パート別にオーディオ信号としてPCに取り込み、リミックスを施した。

 それが、これまでにこのブログで公開した自作曲1~16ということになる。

 

 

 

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機材のお話【その1】~【その6】はこちらからどうぞ。

 

おおよそ35年前、最初に持ったギターのお話。

 

 

エフェクターのお話過去現在。

 

 

初期のレコーディングで活躍した2本目のギターのお話。

 

 

レコーディング用のアコギ、ベースのお話。

 

 

録音機材のお話。

 

 

その他のギターのお話。