2本目のギターは、社会人になって間もない頃だったか、友人からただでもらった物。彼は、私にメタルというものを教えてくれた恩人だが、ベーシストに転向するとのことで、頼んでもないのに気前よくプレゼントしてくれた。Aria Pro IIのXRシリーズというエレキギターで、おそらく1989年ぐらいのものだと思われる。価格帯は5万円程度だろう。
ボディーカラーはコバルトブルーで、とてもきれいな発色。ネックはローズウッドの22フレットで、ほとんどすり減ってない状態で譲り受けた。1本目のギターと同様、フロイドローズモデルで、ピックアップも同じ編成。
これを入手したころには、1本目のギターはチューニングも不安定になっていたし、ノイズが激しかったので、単なる思い出の品と化していくことになった。
また別の機会に書くことになるが、このギターを手にして以降、録音機材を整備し、それまでに作り溜めていた曲を本格的にレコーディングしてみることになる。
2000年以前に録音したものは、すべてこのギターが使用されている。メタル向きの切れの良いパワフルな音が出ていたので、愛用した良品だった。