前夫が仕事に行き

前夫の携帯電話から

不倫相手を探し当て


その日の夜には

不倫相手が家に来ることとなり


不倫発覚だけでも

私には青天の霹靂雷

その衝撃は凄まじいものなのにアセアセ


不倫相手が家に来るって??滝汗

(いや私が呼んだんだけど)


その怒涛の展開に

昔からハプニングや非日常になると

普段以上にパワーが湧くタイプ私


瞳孔は開いてメラメラ炎


頭の中はエンジン全開炎


さあ、どうしてやろうか?ムキー



いまからすべきことはなにか?


いまの私に出来ることはなにか?



頭がフルスピードのフル回転炎炎炎



まず私の頭に浮かんだのは

夫の両親のこと

(以下義両親)


私から見た前夫と義両親の関係性は

親子というより他人に近いような


お互い常に気を使っていて

大人同士なんだから

それは当たり前なんだけど


義両親は前夫と話すとき

前夫の機嫌を伺うような感じで


前夫もそんな義両親と目を合わさず

前夫も前夫で義両親に遠慮していて


いま振り返っても

前夫と義両親が笑い合っている姿を

見たことがなかった


長女がお腹にいるときに

義両親が持つ土地に新築で建てた

前夫と私のマイホーム(笑)


スープの冷めない距離どころか

家からおーいと呼べば聞こえる距離


代々商売をしている義両親

近くに土地を何ヵ所か持っていて


三兄弟の真ん中の前夫は

生前分与という形で

土地を貰って家を建てることが

結婚前から決まっていたから

家を借りるのは無駄金だからと

結婚してすぐに同居して


義実家は昔からお店をしていて

義父も義母も教員だったけど

そのお店を継ぐために退職して

義両親で仲良くお店をやっていた


お店は大きくないけれど

地域の人からは重宝されていて

いつも忙しそうにしていた


店番は義両親が交代でしていて

店の奥が住まいになっているから

配達なんかで家を空けることもあるけど

どちらかが常に家にいて


私と前夫は前夫が結婚前に使っていた

2階にある自室をふたりで使っていて


義両親は寝室は2階だけど

普段は1階のリビングにいることが多く


1階にしかないトイレに行くには

義両親がいるリビングを通らなきゃで


外出するにも

お店を通ってしか外に出れない造りで


お店の前にある駐車場に車を停めていて

そこに行くには

やっぱりリビングにいる義両親の前を通って


私の行動は義両親につつ抜けだった


否応なしに顔を合わせる生活だった


結婚してすぐ同居することに

当時の私は乗り気でいて(若かった笑い泣き)


おとうさん、おかあさんと仲良くしたいピンクハート


なんてルンルンお花畑だった(笑)


でも実際に同居が始まると

お互いそれまでの習慣や

考え方の違いや価値観の違いがあって


そんなの違って当たり前だけど

私が1番不可解だったのは

前夫の実家には

挨拶の習慣ががなかったこと


おはよう

おやすみ

ただいま

おかえり

ありがとう


そんな、基本的、というか

私には息をするように当たり前のこと、

きっと、だいたいの家庭では

当たり前にあることだと思うんだけど

(色んな家庭があるから一概には言えないけど)


前夫が言うには

義実家は昔からお店をしていて

今はのんびり営業だけど

昔はお手伝いさんを二、三人雇うくらい(!)

とてもとても忙しくて


だから挨拶する習慣がなかった、て


え?おかしくない?汗うさぎ


家族と過ごす時間がないほど忙しいなら

余計に挨拶とか大事なのでは?汗うさぎ


そう思ったけど、


まあ、そういうこともあるの、かな?


家庭によって色々だしねスター


なんて、能天気に受け入れてた私


けど、挨拶するのが

当たり前だと育ってきた私は


朝はおはようと言いたいし

夜はおやすみなさいと言いたい


ただいまやおかえりなさいも

普通に言いたい、というか、

あえて何も言わないようにするのが

とても苦痛だった


(朝起きて顔を合わせても挨拶なしでシーンてなっててそのままそれぞれが行動開始するという、、)


他にもいろいろと積み重なって

義両親も私に思うところがあったようで

双方疲れてきて

徐々に不穏な空気が流れるようになった


もともと結婚前に前夫からは

うちの母親はヒステリーだから

そう聞いていて


だから少し警戒していた私

でも、実際に同居してみると

ヒステリーというよりも

女の人特有かな?というくらいの

軽いもので


(ひとりで頑張りすぎて「私ばっかり!」「誰も褒めてくれない!」みたいな、女の人にはよくあるよね?特に前夫は三兄弟で義父と男ばかりの家族だっから余計に義母もイライラすることがあったのではと今なら冷静に思えて同情すらする)


義母も私をお嫁さんとして

台所のことを教えてくれたり

私専用のお茶碗やお箸

エプロンなんかも買ってくれたりと

歓迎してくれているように見えたし


実母とは仲良くも悪くもないけど

心情的には絶縁したいとまで思っていた私は

(実母とのことはまたそのうち) 


おかあさんと呼べる人が出来て

理想の母親ってこんな感じ?て

とても嬉しかった


おとうさん、おかあさんのこと、

大事にしていこう


そう思っていた若かりし頃の私(笑)


でも、不穏な空気が流れ出してからは

お互いがお互いの腹を探りあって


すぐそこにいても会話せずだったり


早くどこかへ行ってくれないかしら?!


みたいな空気を醸し出していた義母(笑)


私が里帰り出産で実家に行く頃には

もう不穏どころか

常にピリピリした空気が漂っていて


長女を出産して帰ってきた私と長女

同時に完成したマイホーム(笑)へと引っ越し

無事に同居を解消できてホッとした




義両親にはすでに孫がいたけど

男の子ばかりで

それに加えて前夫は三兄弟で

男ばかりの家庭だったから


長文は待望の初の女の子の孫ということで

同居を解消してからも

義両親の干渉が酷くなってきて


その干渉に私が弱音を吐いて

義両親からされて困っていることを

前夫から伝えて欲しいと前夫に訴えても

前夫は義両親に言うことが出来なくて


義両親に気を使い過ぎるほど使って

言いたいことを言えない前夫だったから



私は


義両親に言いつけてやる!!


義両親から怒られたらいい!!


義両親にこてんぱにされて反省しろ!!



そんな思いで

不倫が発覚してすぐ義両親に電話した