「コードネーム」 は2 チームに分かれてスパイマスターのヒントを頼りに味方のスパイを当てるゲームです。
ルールの概要を紹介します。
ゲーム自体は、英語版が CGE 社よりまもなく発売される予定です。
(面白いので買おう)

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2015/10/6 追記
CGE 社の公式サイトにて公式の日本語ルールがあっぷされました。
http://czechgames.com/files/rules/codenames-rules-jp.pdf
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タイトル
↑ 「かまいたちの夜」 スパイ編を髣髴とさせる、おナイスな箱絵


●ゲームの準備

参加者は青チーム、赤チームに分かれます (可能な限り均等な人数、技量となるように)。
基本ルールでは少なくとも 4 人 (2 人ずつ 2 チーム) の参加者が必要です。
2 人もしくは 3 人用のバリアントルールは後述します。

両チームはそれぞれチーム内の 1 人をスパイマスターとして選出します。
双方のスパイマスターはテーブルの同じ側に、残る参加者 (フィールドスパイと呼びます) は両チームともスパイマスターの反対側に座るようにします。
ランダムに選んだ 25 枚のコードネームカードをテーブル上に縦 5 枚、横 5 枚になるよう並べます。 (コードネームカードは事前に入念にシャッフルしてください。シャッフルの最中、カードの束の半分くらいを裏返しにするなどするとより良く混ざります)

セットアップ図2


●暗号表
テーブルに並んだコードネームカードの正体を明かすのが暗号表です。
両スパイマスターは暗号表カードをランダムな向きでスタンドに差し込みます。
この時、暗号表カードの向きは考えて選んではなりません。
また、フィールドスパイにそれを見せてもいけません。

暗号表はテーブル上のコードネームカードの並びに対応しています。
青色のマスは青チームが推測すべきコードネームカード (青のスパイと呼びます) に対応しています。
同様に赤色のマスは赤のスパイを表しています。
無色のマスは無実の一般人です。
バツ印の入った黒色のマスは両チームとも接触してはならない暗殺者です!

アプリ

↑暗号表カード (後述のアプリ画面より)



●ゲームの開始
暗号表カードの 4 辺に示されたマークの色は、どちらのチームが先攻かを示しています。
先攻のチームは 9 つの言葉を、後攻のチームは 8 つの言葉を推測していきます。


●スパイカード
赤と青のスパイカードは対応するチームのスパイマスターの前に置いておきます。
二重スパイカードは裏表で赤、青チームを表しており、ゲーム開始時、先攻のチームの色を表す面に裏返しておきます。これはゲーム中裏返ることはありません。
無実の一般人カードと暗殺者カードは両スパイマスターの間に置いておきます。


●ゲームの概要
2 人のスパイマスターだけが 25 人のスパイの正体を知っています。
フィールドスパイはスパイたちのコードネームしか分かりません。

スパイマスターは自分のチームの番が来たら、ただ 1 つの言葉をヒントとして話します。
ヒントは複数のコードネームカードに関連するものでも構いません。
フィールドスパイたちは、自チームのスパイマスターが話したヒントが意味する単語を推測し、場にあるコードネームカードのひとつを指差します。

すると、スパイマスターは手元の暗号表に基づき、提示されたコードネームカード=スパイの正体を明らかにします。
もし自チームのコードネームカードを指差せた場合は、続けて他のコードネームカードを指差しても構いません。
それ以外の (指差したのが自チームのカードではなかった、敢えて止めた) 場合は相手チームの番に代わります。

先に自チームの全てのコードネームカード=スパイを明らかにできたチームがゲームに勝利します。

ラー


●ヒントの提供
スパイマスターは自チームのコードネームカードを当ててもらえるよう、単一の単語のみをヒントとして提示できます。
その際、その言葉が何枚のカードに関連しているかを付け加えます。

例)
自チームのコードネームカードの中に 「ナッツ」 と 「樹皮」 がありました。
どちらも 「樹」 に関連しているので、スパイマスターは 「樹、2 つ」 と言いました。

ヒント案2

↑悩むスパイマスターの図



●単一の単語
ヒントとして提示する単一の単語には補足説明を加えたりはできません。

例)
「キ、植物のキ」 といったヒントは駄目です (「ツリー」とでも言えばいいのではないでしょうか)。

また、場に出ているコードネームカードの言葉そのものの単語も駄目です。
ただしコードネームカードはゲームの進行とともに隠れていくことになるので、その後はその言葉をヒントにしても構いません。

(訳注)
当てて欲しいコードネームカードの単語を英語で言い換える、なども止めたほうがいいでしょう。
また、例えば 「きつねうどん」 は日本語だと 1 単語 (複合語) ですが、これを 「きつね」「うどん」 を当ててもらう為に使うのをラッキーと捉えるかアンフェアと捉えるかは微妙なところです。
コードネームカードの単語そのものだけでなく、それを含む単語もナシにするほうが良いかもしれません。



●コードネームカードの提示
スパイマスターがヒントを提供したら、そのチームのフィールドスパイたちは互いに相談し (この際スパイマスターは表情でヒントを与えないよう "すまし顔" でいるようにします)、うち 1 人が場に出ているコードネームカードの 1 枚を指で指し示します。

・指差したカードが自チームのものだった場合:
スパイマスターは自チームの色のスパイカードでそのコードネームカードを覆います。
そのチームは続けて他のカードを指差しても構いませんし、止めても構いません。

・指差したカードが無実の一般人だった場合:
スパイマスターは無実の一般人カードでそのコードネームカードを覆います。
その後、相手チームの番に代わります。

・指差したカードが相手チームのものだった場合:
スパイマスターは相手チームのスパイカードでそのコードネームカードを覆います。
その後、相手チームの番に代わります。

・指差したカードが暗殺者だった場合:
スパイマスターは暗殺者カードでそのコードネームカードを覆います。
そのチームは即座に敗北しゲームが終わります!(相手チームの勝ちです)

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●連続して指差せる回数
スパイマスターがヒントを提供したら、フィールドスパイたちは最低でも 1 枚はコードネームカードを指差さないといけません。

指差したカードが自チームのものだった場合は続けて指差すことができますし、そこでやめて相手の番に代わっても構いません。
スパイマスターはヒントと合わせて何枚のカードがそれに関連しているかを発言しているので、できればその枚数を当てに行きたいところです。

連続して指差せる最大回数は、スパイマスターがヒントに付け加えた 「何枚のカードがそれに関連しているか」 に +1 した回数です。

例)
スパイマスターが 「フルーツ、3」 とヒントを提供した場合、連続して指差せる最大回数は 4 回です。
連続して指差す場合、当てるたびにスパイマスターがヒントを提供できるわけではないので注意してください (あくまで 1 度のヒントに対し複数枚を当てに行けるいうことです)。


●ゲームの終わり
先に自チームの全てのコードネームカード=スパイが明らかになったチームがゲームに勝利します。
(相手チームがこちらのチームの最後のカードを明らかにしたお陰で勝利することもあります)

暗殺者を指差してしまったチームは即座に敗北し、相手チームの勝ちとなります。


●その他
・無効なヒントが発言された場合
即座に相手チームの番に代わります。
さらに、相手チームのスパイマスターはヒントを提供する前に、自分のチームのコードネームカードの 1 枚を自分のチームのスパイカードで覆うことができます。
もしも誰もそのヒントが無効であると気づかなかった場合、ヒントは有効となりそのままゲームは継続します。

・スパイマスターの "すまし顔"
フィールドスパイたちが相談している間はスパイマスターは "すまし顔" を維持し表情でヒントを与えないようにします。
その間、場のカードに指を伸ばしたり触れたりしてはいけません。
フィールドスパイたちは相談の最中にスパイマスターの顔を見たりせず、テーブルの上のみを見るようにします。


●時間制限
フィールドスパイたちの相談できる時間には制限を設けるのもいいかもしれません。
codenamesgame.com でタイマーアプリをダウンロードできます。


●2 人用ルール
1 人がスパイマスター、もう 1 人がフィールドスパイとなります。
2 人は同じチームです。

通常のゲームと同様にセットアップし、ゲームが終わるまでずっとプレイヤーたちが番を行います。
基本的なところは通常のゲームと同様です。
相手チームのカードを全て覆ってしまった / 暗殺者のカードを提示してしまったら 2 人の敗北です。
自チームのカード (9 枚) を全て覆えた時、相手チームのカードが何枚覆われているかで得点化することもできます。

0 枚: えっ… 信じられない
1 枚: ミッション・インポッシブル
2 枚: ワオ!
3 枚: MI6 から採用の電話が来るよ
4 枚: 最高のスパイだ
5 枚: 2 人は相性バッチリ
6 枚: いいね、でももう少し上手くやろう
7 枚: まあ、勝ちは勝ちだよ


●3 人用ルール
3 人とも同じチームでプレイする場合は 2 人用ルールと同じです。
あるいは 2 人のフィールドスパイが 2 チームに分かれ、残る 1 人が両チームのスパイマスターを兼任することもできます。


●暗号表アプリ
暗号表カードに相当するアプリが公式に提供されています。
以下のサイト経由で Android / iPhone アプリがダウンロードできます。
http://codenamesgame.com/