融資の目途が立ち、いよいよ賃貸マンションの建築に向けた準備が本格的に始まりました。建築会社が決まった後は、すぐに工事が始まるわけではありません。
実際には、工事に入るまでにやるべきことが数多くありました。
まず必要なのは、建築会社との打ち合わせです。建物の配置、階数、間取り、設備、共有部分の仕様など、細かいところまで話し合う必要がありました。
私たちは専門家ではありませんが、細部を曖昧にしたまま建て始めると後で後悔することになるため、気になる点はすべて質問するようにしました。
特に重要だったのは、間取りと設備の確認です。入居者が使いやすい導線になっているか、収納スペースが足りているか、キッチンや浴室は十分な性能があるかなど、実際に生活をイメージしながら確認しました。
現場をよく知る建築会社の意見も聞きながら、何度も打ち合わせを重ねました。
また、建築工事が始まる前には、行政手続きも必要です。
建築確認申請、開発許可、近隣への挨拶など、スケジュールを調整しながら進めました。特に近隣への挨拶はとても重要で、工事中の騒音や大型車両の出入りについて説明し、理解していただく必要がありました。
ここを丁寧にしておくと、後のトラブルを大きく避けることができます。
土地の整備も欠かせない準備の一つです。自宅を解体し、畑の一部も造成し、地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良を行いました。
地盤が弱いまま建ててしまうと、後々大きなリスクになるため、調査結果と対策の重要性を改めて感じました。
建築会社との打ち合わせでは、コスト管理も大切な要素でした。予算には限りがあるため、どこにお金をかけ、どこを抑えるかの判断が必要でした。無駄な部分は削りつつ、入居者の満足度に直結する部分にはしっかり投資しました。
工事が始まる前のこの準備期間は、やることが多く大変でしたが、ここを丁寧に進めることで、後のトラブルや無駄なコストを防ぐことができたと思います。建築はスタートが肝心であり、準備を疎かにしないことが成功につながると実感しました。
次の章では、いよいよ着工から完成までの流れと、実際に起こった出来事についてお話しします。
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