私とローラの関係 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

何時だったかのブログで、最近の私は、ローラを大切にするようになったと書いたことがありました。

 

今日はその話、そしてそこから起こった嬉しい出来事をシェアしたいと思います。

 

大体の方はローラを御存じかも知れませんが一応人物のおさらいしときます。

 

ローラ、私の義母、確か67歳くらい(いや、オイ)

 

お人よしと言ったら聞こえがいいけど、かなりNosy(やめなさい)

 

得意料理は、ドきつい色のパンケーキ、そして犬の毛がついたケーキ(大切にするんじゃないの?)

 

これらの参考記事は、下にリンク貼っときます。

 

元々ローラと私の旦那、ヘリは仲がよくなく、彼女はヘリが生後8か月の時に離婚。

 

そして親権を失っているので、ヘリはほとんど母親を知らないで育ちました。

 

それもあり、彼は自分が父親になる事をずっと恐れていたし、ひょっとしたら、産後うつになったのもそれが影響しているかも知れない。

 

トーマスが生まれる前の私たちは、家族の中のブラックシープ的な存在でした。

 

ただでさえも、日本の家族と離れて暮らしていて家族が恋しかった私。

 

せめて旦那の家族と仲良くなりたい、そう思っていた私だったけど、気づけばいつも、旦那とローラの板挟みになってきました。

 

トーマスが生まれてからは、絶対にトーマスには私と同じ思いをさせたくないと思い、ローラや他の家族とも仲良くしてきたけど、結構うわべだけだったと思います。

 

でも最近、ちょっと考えを変えたんです。

 

私の両親が近くにいない分、ローラを自分のお母さんだと思って接したい、と。

 

そう思ったきっかけは、ローラの一番上の娘が、FBIのジョブオファーを受け、東海岸へ引っ越したことでした。

 

今まで40何年、近くに住んでいた娘が、遠い他州に引っ越した。

 

娘の幸せを心から願いながらも、寂しさを隠せないローラ。

 

なんとなくこれが、私の中で、私と日本の両親を思わせるトリガーとなりました。

 

今までは、仕事中にかかってくるローラの電話を無視して後でテキスト入れたりしてたんですが(笑)、最近は電話を取るようになりました。

 

そんな事をしているうちに、実は一つの偶然が起きたのです。

 

今年の夏に日本に帰った時、幼馴染と一緒に遊んだんですが、その一人のTちゃん。

 

最近、彼女は郵便局に勤め始めたんだけど、母がアメリカへの荷物を送る時の書類などをタブレットで制作するのを手伝ってくれたんです。

 

で、それをきっかけに、私の母とTちゃんは、お互いにラインで話し合う仲になりました。

 

Tちゃんのお母さんは、まだ健在なんだけど、もうアルツハイマーが進んでいるので、彼女の事はよく覚えていないとのこと。

 

離れているとは言え、電話やメールで話せる私と母の関係がとてもうらやましいと言ってくれた。

 

それ以来、Tちゃんと母は時々ラインしたり、スマホでわからないことがあったらTちゃんに聞いたり。

 

そしてうちの両親が作る野菜をもらってもらったり、と言う仲になりました。

 

お互いに誰かと寄り添う事で、心にぽっかり空いた穴を埋め、心のよりどころを求め合う事ってあると思う。

 

なんか、世の中って不思議な事で繋がっているな~と。

 

どんな状況の中でも、小さな幸福がある。

 

幸せを手に入れる、と言うより、幸せと感じる心を手に入れる。

 

それが出来た時、人はどんな状況でも、幸せを感じ、歩き続けていける気がします。