*『0.5ミリ』の距離で生きてゆく* | 『愛のうた♡命、輝くとき』
勝手にシネマシリーズ

第2作目は・・・

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『05ミリ』
主演:安藤サクラ
監督:安藤桃子



私にとって・・・
大好き じゃ足りないくらい
大好きすぎる 作品です



残念ながら、公開当時は出会えていないのですが(あぁ 映画館で観たい!!!)

昨年末にひたすら映画を観ていた頃
安藤サクラさんの演技に心を射抜かれ
片っ端から彼女の出演作品を観ていたのが出会いのきっかけでした。

その時の詳細はコチラ


レンタルでは置いていなかったため
DVDを購入し
以来、メイキング映像も含め
何度リピートして観ているか・・・





あらすじ
ヘルパーの山岸サワは、ある日派遣先の寝たきりのおじいちゃん昭三の娘から、「冥土の土産に、おじいちゃんと寝てくれない?」という唐突な依頼を受ける。結局サワは添い寝するだけという条件で引き受けた。しかし、その当日、予期せぬ大事件に巻き込まれ、仕事もクビになり、寮も追い出され、いきなり「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」の人生崖っぷちに立たされる。
あてもなく街をさまよう内た、カラオケ店とホテルを混同している康夫、駐車場の自転車をパンクさせまくる茂、女子高生の写真集を万引きする、元教師の義男先生など、サワはワケありクセありのおじいちゃんたちを見つけ出し、彼らの生活に入り込んで "おしかけヘルパー" をすることに・・・。(0.5ミリ公式サイトより)





安藤桃子監督がご自身・ご家族の経験をもとに 介護 をテーマに描いたストーリーで、映画化の前に小説として出版もされています。


当初から、最愛の妹さん 安藤サクラさんを主演に、と考えて脚本を書かれたということで、映画のストーリーはもちろん、他の作品では見られないサクラさんの表情も本当に魅力的



全編通して

人と人のふれあい
生きるとは?老いるとは?
戦争とは?
親子って 家族って・・・

という人間共通のテーマが流れていて



笑って、泣いて、ハッとして

見終わったあとは
今日まで生きてきた自分を抱きしめたくなって、大切な人たちに逢いたくなる・・・

そんな映画です。



安藤サクラさん演じるヘルパー "サワちゃん" のスーパーヒーローぶり(ヒロインですが)が痛快!!!最高!!!ですし


高知の美しくのどかな景色
老夫婦が暮らす趣きのある家屋
サワの前に現れる老人たちを演じる大御所の皆様の演技
ラストに流れる情感溢れる音楽・・・


挙げればキリがないほど
おすすめしたいことばかり。



DVD特別版(販売のみ)に入っている特典映像では、メイキングと公開時の舞台挨拶の映像も入っていて

観れば観るほど
好きになってしまう という・・・




ちなみに
ブログタイトル『0.5ミリ』の距離で生きてゆく はご覧いただくと解るかと。




個人的な思い入れもたっぷりですが
ぜひぜひご覧ください