*望むことと望まれることの狭間で* | 『愛のうた♡命、輝くとき』
そう遠くない過去ー


私が
私と交わした最初の約束。




これからは

『自分を生きる』

ということ。




自分を生きる ということは
どんな私も 私なのだ と認め
自分の望むことに忠実に
正直に本心で生きること。




私にとってそれは同時に
"人から望まれる自分"との
別れ でもあった。



いつでも

親のため
恋人のため
仕事のため...

自分以外の 誰か・何か を優先して
生きてきた私にとって


"私"は本当はどうしたいか?


の答えを見つけることは
思いのほか難しくて。



"周りが望む私"
であろうとすることのほうが自然で
波風も立たず、軋轢も生まず
人にも喜んでもらえる(ように思えた)。



けれど
なぜか心は渇いて
身体も安まらない




おかしい...
こんなはずじゃない という思いが
いつもどこか拭えなくて

でも その理由を追求することが怖くて。




そんな私の背中を押すように
宿った命


それが息子、だった。


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そのとき
相手が望んだことと私が望んだことは
全くの正反対。



誰になんと言われようと、産みたい!


その衝動が私を突き動かし
絶対に別れられないと思っていた彼と訣別


未婚で息子を産み
育てていくことを決めた。




きっと息子は私に

もう、誰のためでもなく
私は私のまま生きていい

ということを教えるために
私のもとに来てくれたのだと思う。





誰よりも自分が
自分の望みに正直にあろうとする時
世界は現実を通して
その真実と真摯さを問いかけながら
見事に答えを映しだしてくれる



だから...




望むように生きていい
望まれるように生きなくていい




人生は選べる ということ
選ぶのは あなた だってこと

どうか思い出して








~2015年8月5日の記事 再更新~