”【すとラバ】オーロラ/夜行”の開発秘話と変人サビキ師 | るあとのブログ

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瀬戸内海でハンドメイドルアーを作っています。
このブログでは「ルアーと漁具」を中心に、ルアー開発やテスト釣行などを紹介しています。

冬のタイラバは奥が深い…


寒空の下の鯛ラバミーティング。


サビキ真鯛で鯛ラバ?をする変人と缶コーヒーを片手に冬場の攻略にはストレートネクタイと言う彼にアドバイスを貰いながら、形状や長さを話し合い製作をスタートした「すとラバ」。

いつも、あたたか〜いホットは冷え冷えです笑



今回は以前のコンセプトとは違う「すとラバ」のテスト釣行の模様をお送りします!


周りがカーリーネクタイで苦戦する中、アタリが連発。

ただ、途中でバラしたりしましたが、モゾって当たり方からの食い込み方が違う…これにはちゃんとした理由があります。

一見すると、ネクタイはない様に見えますね…

冬のグッドプロポーションの真鯛にはしっかりネクタイが見えています♪


細ネクタイの先は限りなく細くしてあります。

これは冬の潮が弱くなるタイミングに活性が上がる真鯛をデッドスローで誘惑するためです。

強すぎない動きや微細振動は、冬に漂うベイト、時にはイワシの幼魚と変幻自在にアピールします。


また長さも、長い様に感じる方もいると思いますが、細く長い事で違和感なくバイトを誘発します。

アジングでは長いワームを使用する事もありますが、吸い込みを考慮しても、あの小さな口でバイトするサイズとしては長い様に感じますが、実際には釣れますよね。

これを真鯛に置き換えると…っと言ったコンセプトでもあります。

良型アコウもたまらず!


バッチリフッキング!


サビキ真鯛でも、ネクタイをちょん掛けで釣る事もあるのですが、サビキ真鯛からは学ぶ事は多いです。

この時期、中層などで漂う真鯛は牙のある魚食性の真鯛である場合が多く感じます。

この様な真鯛は追尾してきても、すぐに乗らない事が多々あり、ネクタイを引っ張る様なアタリもあります。

こんな時、細いネクタイだと真鯛の牙でしっかり咥える事が出来ず、魚をイライラさせて違和感なく乗せにに持ち込むっと言った理論でサビキ釣りをしている友人。

上には上がいるなっと思いながら話を聞き、「カタチにして良く釣れたから鯛ラバとして販売したい見たいだけど、良いかな?」っと言うと、喜んでOKを出してくれた友人…こんな頼れる友人達に支えられ、成長し合いながらバカ話に花を咲かせ釣りを楽しんでいます。

友人には今度、冷え冷えのビールでも差し入れしまーす♪