平成25年3月17日16時44分 気象庁予報部発表
 
(見出し)
18日は全国的に南寄りの風が強まり、西日本から東北地方にかけての沿岸部を中心に
非常に強い風が吹き、暴風となる見込みです。暴風や高波に警戒
してください。
大雨や落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
  
(本文)
[気圧配置の予想]
18日は、前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら北東に進むでしょう。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本と東
日本では大気の
状態が非常に不安定となる見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
18日は、西日本から東北地方の沿岸部を中心に、南寄りの風が非常に強く吹き、
暴風となるところがあるでしょう。また、西日本から東北地方にか
けての海上はしけて、
大しけとなるところがあるでしょう。

 18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  近畿地方             25メートル(35メートル)
  四国地方             23メートル(35メートル)
  九州北部地方、東海地方、東北地方 20メートル(30メートル)

 18日に予想される波の高さは、
  近畿地方           6メートル
  四国地方、東海地方、東北地方 5メートル
  九州北部地方         4メートル
の見込みです。

 暴風や高波に警戒してください。

<大雨・雷・突風>
西日本と東日本では、局地的に雷を伴い1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が
降るでしょう。18日18時までの24時間に予想される降水量
は、西日本の多い所で
150ミリ、東日本の多い所で80ミリの見込みです

低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。

また、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づ
く兆しがある
場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください

<融雪・洪水>
18日は、全国的に気温が上がる見込みです。積雪の多い地域では、なだれや、
融雪による低い土地の浸水、河川の増水などに注意してください。
 
[補足事項]
地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
この情報は、「暴風と高波及び突風に関する全般気象情報」を引き継ぐものです。
次の「暴風と高波及び大雨に関する全般気象情報」は、18日05
時頃に発表する予定です。