ソチ五輪 採点競技に思うこと ②内容と結果の隔たり | うさぎのしっぽ 猫のあしあと

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ほとんど自己満足なような…

フィギュアスケートは、特に後でゴタゴタするんで有名ですけど、


他にも疑問に思ったところが色々。



そうそう、結局韓国の再調査要請、通らなかったみたいですね。


そりゃそうでしょう・・・キムヨナの点は高すぎるくらいで、順位は妥当だって…。


もう本当に「出来栄え」とかやめて、難しい技をしたら勝ちとかにした方がいい気がします。



というか、再調査とか採点が悪いとか…韓国が言う!?って感じです。(苦笑)


でも見ていて思うのは、韓国の人たちって演技の中身はわりとどうでもいいんですね。


只管メダルメダルメダル・・・。しかも金メダル以外はダメ、みたいな…。


そりゃおかしくもなりますわ。



メダル関係なく、フリーで一番輝いていた、世界の名だたるスケーターをも感動させた、


素晴らしい演技をした浅田選手、そしてそれを称える人たち。


なんとなくですけど、これがいい演技をするってことなんだなと思っちゃいました。



さらに、真央ちゃんのふっきれた嬉しそうな顔をみて、


彼女にとってメダル以上に、フリーを思った通りに滑るということがどれだけ大事だったのか、


とてもよく伝わってきました。


そして、その演技は本当に誰よりも輝いていました。ずっと記憶に残る演技になりました。



上村選手もそうですが、メダルではなく、自分で納得のいく内容であること、


選手にとってはそれが何より大切なことなんでしょうね。


ただ、見ている側はどうしてもメダル、結果を求めてしまいます。


勿論五輪という大会の大きさ、国をあげての応援、当然のことだとは思います。



それでも、出ている選手にはそれぞれの思いがあって、それぞれ目指すものがあります。


中には、ともかくメダルをとって競技自体をメジャーにしたい、ということもあります。


一概には言えないです、本当にケース・バイ・ケース。



ただ、見ていて思うのは、タイムや距離で結果がはっきり出るものは、


選手達も何よりメダルを求めることが多く、


採点競技の性格の強い、たとえばフィギュアだったりフリースタイルだったりとかは、


どちらかというとメダルより内容、という感じがしました。



私たちにとっては、ともかく五輪といえばメダル、という感じですが、


選手達にとっては、特に採点競技はメダルより内容、という思いがあるんでしょうね。


上村選手、浅田選手の表情を見ていて、それは凄く感じました。



ただ、じゃあ内容がよければメダルや採点はどうでもいいかというと、


そうはならないわけで、今回のソチは随所で欧州勢への甘い採点が見えた気がします。


例えば、わずかな差でメダルを逃した高梨沙羅選手。


可哀想でしたね…期待が大きかっただけに、本人もしんどかったと思います。



この高梨選手と3位の選手の明暗を分けたのは、飛型点。


結局最後の最後で、この飛型点に泣かされてしまいました。


ジャンプもここだけは採点競技といえば、採点競技。


これくらいならもう少し認めてあげてもいいのに…というジャンプもありました。



他にも、上村選手の決勝での滑りは、3位の選手に勝っていたと思うんですけど、


素人にはよくわからないベース点とかいうのがあったり、


なんだか釈然としないまま、上村選手が4位となりました。



キムヨナの点数より、こっちの上村選手の点数の方が抗議すべきじゃないかって思いますけどね。



まだまだ、おそらくはきっと日本人の知らないところでもっとあると思います。


採点競技で採点のウェイトが大きくなればなるほど、


実際の内容と、メダルなどの結果が予想と外れることが多いです。


それはつまり、採点が万人に公平には行われていないということじゃないかと思います。



採点競技において、その演技や実施の内容と、結果が誰が見てもかみ合うこと、


様々な競技で、それが本来あるべき形なのではないかと思いました。


改善して欲しいですけどねぇ…様々な競技で。



少なくとも、メダルと内容が乖離した状態にはならないよう、


もっと採点競技のありようを見直して欲しいと思いました。