料理教室~パッククッキング~
10月の教室は、防災食を行いました。
いつどこで自然災害が起こり、ライフラインがとまるか
わからないので、
備えは必要です。
パッククッキングは、ガスや電気が止まっても
ガスコンロとポリ袋があれば、
簡単に作ることができます。
一度作ってみると、要領がわかり、
いざという時にきっと役立つと思います。
パッククッキングの代表ともいえるカレーライス、
具材を小さく切り、カレー粉、水を加えるだけで、
鍋に入れて熱を通すとできるんです。
ライス
材料 3~4人分
米 2合
水 3合分
※水は米の約1.5倍の容量
作り方
1.米を洗う。(アイラップに<耐熱性ポリ袋ならOK>と
100gの水を入れ、膨らませた状態でシャカシャカふり、
すぐに水を逆さにして捨てる。
もう1回繰り返す。
※水があまりない場合はそのままでも大丈夫
ですが、すこしぬかのにおいがします。
2.水を切ったら、水3合分を入れ、袋の中の空気を抜き、
ねじって上の方でしっかり結ぶ。
20分~浸けておく。
※空気が入ると鍋の中で浮いてしまい、うまく湯煎できない。
3.鍋に半分より多めの湯を沸かし、中に平らな皿を敷いて、
2.を入れ、最初は中火でぐらぐらするくらいの火力で
湯煎する。
約30分(中火~弱火)様子をみながら湯煎する。
4. 湯から取り出し、約15分~蒸らし、箸などで
ほぐしておく。
※ほぐさないとご飯が固まった状態になる。
高野豆腐カレー
材料 3~4人分
高野豆腐(乾燥) 2個
人参(中より小さめ) 1本(90g)
玉葱(中) 半分(80g)
水 150g(1合弱分)
カレールー 6かけ
砂糖 小さじ1
(トッピング)あれば グリーンピース缶など
作り方
1.高野豆腐は水(1合分)につけて戻し、
絞らずに小さくちぎる。
※ナイロン手袋を使うと衛生的
2.人参は薄いいちょう切りにし、玉葱は半分に切り、
薄切りにする。
3.アイラップ(耐熱性ポリ袋ならOK)に玉葱、人参、カレールー、
高野豆腐、砂糖、水の順に入れ、空気を抜いてねじり、
上の方でしっかり結ぶ。
※空気が入ると鍋の中で浮いてしまい、煮えにくくなる。
4.鍋に湯を沸かし、皿を敷いて3.を入れる。
5.湯が少しぐらぐらするくらいの火力で約30分
(中火~弱火)湯煎する。
6. 湯から出し、粗熱が取れたら、タオルなどで
カレールーがムラにならないようにやさしくもむ。
7.ライスとカレーを皿に盛り付け、グリーンピースが
あればのせる。
★今回は、同じ加熱時間なので、一緒に湯煎しました。
生徒さん方と一緒に災害食を作るのは
初めてで、初体験の方が多く、
パックくキングを楽しまれていたしまた。
(災害時はたいへんでしょうが、楽しんで作れたら
元気がでそうですね)
生徒さんの感想
・被災している時だからこそ美味しいものが
食べれたら元気になるなと思いました。
・災害食を盛り付けで豪華にできることがわかりました。
具材のアレンジもできそうで時々作ってみたいです。
・湯煎で料理ができ、手間をかけずに美味しく
食べるのがいいですね。
・工夫を凝らすと災害食とは思えない仕上がりで
驚きました。中の具材を変えて家でも作ってみます。
・おやつも作れてよかったです。
災害の時に役立つ内容でした。
このような感想をいただけて
災害食を行ってよかったと思いました。
また次は、オムレツとブルーベリー蒸しパンを
載せたいと思います。
参加しています。よろしくお願いいたします