10年前留学時に取得したSSN(ソーシャルセキュリティナンバー:社会保障番号)の姓の書き換えに時間がかかり、今の時期に。
試験は、筆記と実技。
英語での筆記試験もですが、ペーパードライバーの私としては運転の実技試験もかなりの不安要素でした
運転免許試験場に13:00ごろ到着。
最初に総合受付で、免許を取得したい旨を伝え必要書類を提示すると、
番号札と車の装備についての注意事項が書かれた紙を渡され、しばし待つことに。
人はたくさんいるけど、免許更新の人もいるので、取得の人はそんなに多くない感じ。
待つこと約20分。番号が呼ばれカウンターに。
ここでは書類を見せて、担当の人が目の前で、必要事項をコンピュータに入力。
ここで見せた書類は、
・パスポート(ビザ含む)
・SSN
・自分宛に自宅に届いた郵便物
・車の保険書類
それからここで身長と体重、臓器移植の希望の有無を聞かれます。
身長と体重については、フィートとポンドで聞かれるので、事前に計算しておかないととっさには分からず
私は相方がポストイットに書いてくれてたので、それをそのまま渡しました
そしてそのカウンターにある機械で簡単な視力検査。
機械を覗くと文字が数列数行書かれていて、おじさんが5行目読んでとかっていうので、その文字列を言うって感じでした。
その後覗いたままでいると、
光がチカチカして、左右どちらが点滅してる？との質問。
私の場合は両方でした。視野の検査みたいです。
視力検査が終わったら、キャッシャーに行き免許取得費用30ドルを支払い。
そしていよいよ筆記試験
筆記試験のカウンターで書類を渡すと、試験問題を渡され、
横にあるペンをとっていけとのこと。
試験会場はほかの場所と仕切りもなくオープンスペース
すでに3人くらいいましたが、文字が読めない人のために口頭で
試験官が問題を説明してたりして、かなりにぎやか？ゆるーい感じ。
試験問題は、標識15問、正誤問題・選択問題が20問の合わせて35問。
このうち、28問正解すれば合格
試験問題は、イリノイ州のルールブックを読んで勉強。
標識を完璧に覚え、一読してブック内の練習問題をやれば、かなり点がとれるかと。
同じ問題もあったし、少し表現方法や、選択肢が変わっていたり。
日本のように引っかけ問題はないので、あとは素直に考えればなんとか。
それから英和辞書は、言えば持ち込み可能。結局、私は使いませんでしたが。
それに解答の制限時間もなし。極端な話、一日中かかって解答してもOK
私は20分ほどで解答を終了し、カウンターにもっていくとその場で採点。。。
1問だけ間違って、35問中34点で合格
その後、いよいよ運転実技試験。
採点した女性がそこで、なんか聞いてくるのだけど、なんだかどうしても
聞き取れず 誰か一緒に来てないの？と言われ、結局、待ってくれていた相方にヘルプを。
自分の車を建物裏手の実技試験待機場所までまわしてもらうんだけど、場所はわかる?? との質問でした。
簡単な質問だったのだけど、実技試験前で緊張していたのか、筆記終わってほっとしたのか、聞き取れない時ってなんか何度聞いてもわからず。
ゆっくりもしゃべってくれないしねー。
待機場所に行くと、既に数台並んでいましたが、待つこと10分。
順番がきて、試験官が私のところに。
名前を確認した後、車が規定を満たしているか、ウインカーのチェック等をした後、乗り込んできました。
私の小さい車に、大きな体の試験官のおじさまにはちょっと窮屈そうな感じ
緊張の中、試験官の第一声は、
これ新車?? 新車のにおいがするね!
そうなんですよ、とちょっと和んだのだけど、いろいろと車の質問をしてくる･･･
運転に精一杯の私には、ちょっと、あまり質問してこないで･･･って感じも。
ただ、実はこれが結果的に良かったのか、終始なごやかな雰囲気の中、雑談しながら、特に目立ったミスも無く(たぶん)終了しました。
試験中、駐車したときにパーキングにいれたあと、サイドブレーキを引くと、
アメリカ以外の国からきた人は、みんなサイドブレーキを引くけど、
アメリカでは誰もしないよ、と言われました。
確かに私も今、日常ではサイドブレーキは引かないように、と教わりました。
この寒さで凍ってしまう恐れがあるとのことで
でもテストでは一応引きました。
こちらでは、坂道のときくらいかな。
名前もサイドブレーキじゃなくて、
エマージェンシーブレーキだしね
そして、出発地点に戻ったら、You Passesd!! の一言。
合格に、ほっ
じゃ免許証の写真撮るから、一緒についてきて、と言われ、建物の中に。
その後、写真を撮影。日本と違うのは、スマ～イル♪と言われ、かなり笑顔を強要
少しひきつった笑顔ながら、撮影終了。そこから待つこと15分。
ついに運転免許証を取得しました!!
相方もついてきてくれてたので、一度で取得できて良かった
運転免許試験場を後にしたのは、15時くらいだったので、所要時間は約2時間でした。
運転免許証は、IDカードにもなるので、これでこれからパスポートを持ち歩かなくて済みます。
さて、これからは愛車で、いろいろなところで足を伸ばすかな。
といっても、運転はまだまだ初心者、何より、気を緩めず安全運転でいきたいと思います
