ご存じの通り、日本には四季がありますが、時として
その美しさに気づかないまま日常をやり過ごしている
自分がいます。
最近、フィジー出身の方々とお話する機会を与えられています。
フィジーは常夏の国。四季はありません。
そんな話を聞いていたら、いつも通る道に群生しているススキや
そのススキを揺らす風や夕焼けや、とっくに稲刈りが済んで
地肌が見えている田んぼまでもが、なんだかとても
愛しいものに思えて、胸がキュンとなりました。
自分の心に余裕のある時は、「もうこんな季節なのね~」
とか「ひまわりが満開のころにこんな思い出ができたなぁ・・」
とか、自然の微細な変化を感じ取ることができるけれど、
忙しくて余裕がないとね、流されてしまいますよね。
せっかく日本に生まれて、四季折々の素晴らしい自然に
囲まれているんですもの。自然に愛でることのできる自分で
ありたいです。