ルミナスです。
公認会計士には座学が得意な人が多い。
難しい試験をとおるには勉強をし、理解し、
最難関と言われる試験を突破しなければなりませんから
至極当然の事です。
他方、会社の中では、日常業務の中で起きている事柄から、
情報を収集し、原因を分析し、対処していくことが求められます。
座学に偏っているタイプの人に、現場は厳しいなと思います。
どうしてこんな話をはじめたのかといいますと、
先日、このような話を聞いたからです。
会計士の方々は、皆さん会計基準の内容にはお詳しい
のですが、会計を実務の現場に落とし込み、
社内に展開していく事が得意でない方が多いですよね。
なぜこのような事が起きるのかというと、
会社の立場からみた"仕事"はまさに実学ですが、
コンサルタントや専門家の立場からみた"仕事"は
座学だからなのでしょう。
バランスを上手く取れる人が、
優れた専門家になるのだと思います。