ルミナスです。
今日はコスト削減の続きを・・・
以前、管理部門の責任者をしていた時のこと。
何だか最近、タクシー代がやけに目立つなぁと思い、
ある方の1か月分のタクシー代を集計してみると、
何と数十万円。
もちろん、時間をお金で買う発想は大事ですが、
それは、合理的な理由がある場合にだけあてはまります。
たとえば、総務のAさんに、
「記帳しに銀行に行ってきて」と頼んで、
「時間がないので、タクシーを使いたいんですけど・・・。」
「タクシーを使えば、20分節約できるので
私の時給に換算するとXX円です。
だからタクシー代を使ったほうが安いと思います! 」
と言われたら、承知しますか?
承知しませんよね???
そういう時は、
「その分、今日は他の仕事しなくて良いんだよ」
「そんなに忙しいの?」
「会社が払うお金(給料)は同じなんだよ。」
などといいましょう。
会社では、このようなことが日常的に起こっているのです。
何でもタクシーを使うのは考えものですね。
基準を設けるか、承認制にしましょう。
特に残業時のタクシー代は長距離なだけでなく、
深夜割増も加わって多額になりがち。
残業自体を事前承認制にすれば、
本当に今日残業してやる必要があるのか
日中に密度をあげることで対応できるものではないのか、
ある程度判断することができます。
だらだらと会社にいてタクシー代まで請求されては
会社もたまったものではありません。
タクシーを使う事の
☆メリット
・移動時間を節約できる。
・(満員)電車に比べて体力を消耗しないで済む。
・車内で仕事や電話、打ち合わせも可能。
(ただし、重要情報は話さないよう、ご注意ください。)
☆デメリット
・楽をしたいという気持ちから、際限なく使ってしまうので
コストがかかる。
・渋滞などが発生するため、時間が読めない。
こうすれば解決!
・勤務中の移動は電車が原則。
タクシーを利用する場合は理由が必要。
・残業時のタクシー使用は原則として認めない。
事前承認制にする。
(前提として深夜の残業は認めない。)
※個人的には、
疲れている時や荷物が多い時は、
迷わずタクシーに乗ってしまいます。
もちろん自腹ですが・・・。