個人事業主、オーナー企業が
規模を拡大する時に、越えなければならない壁があります。
この転換が、なかなかうまく行かないことが多い。
なぜなら、両者の間には、"断層"があるのです。
延長線上にあるのではなく、ポーンって感じです。
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求心力と、遠心力、両者は全く違うスキルです。
経営者の意識のレベルも違う。
会社の規模が小さいうちは、
無から何かを創りあげることが重視されます。
これに対して、会社が大きくなると、
仕組みをつくり、人にまかせ、
そのしくみをより精緻化、レベルアップしていくこと、
そして課題を確実にやり遂げること
が重視されます(部署などにもよりますが)。
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一見、大きい会社のほうが、
難易度やレベルが高いように思いますが、
実は必要とされるスキルが異なるのです。
この違いに気付くまで、結構時間がかかりました。
気付けたのは、会計士として沢山の会社に
関与することができたことと、
自ら経営の現場で実務を行い、
また、様々な起業家や経営者の方との
交流を持てたことの成果にほかなりません。
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同様に、起業で必要なスキルと
MBAで学ぶスキルは全く異なります。
だいぶ前のことになりますが、
某グ○ービスなどで、MBAの勉強をしていたことがありますが、
起業に参考になることは、あまり無かったですね。。。
自分は、名参謀になりたいのか、
起業家や経営者になりたいのか、
ということをしっかり見なければなりません。
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そういう意味では、
組織を仕組みで回す大きな会社から、
出来たて"ほやほや"の会社まで、
いろんなステージの会社にかかわることが出来、
会計士&起業の道を選んで、
本当に良かった、と心から思います。