会社の規模と経営スタイル | 女性起業家 ルミナスのブログ

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公認会計士であり、組織の仕組みづくりのお手伝いをする会社を経営しているルミナスが      

日々感じたことを書いています。

個人事業主、オーナー企業が

規模を拡大する時に、越えなければならない壁があります。

この転換が、なかなかうまく行かないことが多い。

なぜなら、両者の間には、"断層"があるのです。
延長線上にあるのではなく、ポーンって感じです。


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求心力と、遠心力、両者は全く違うスキルです。
経営者の意識のレベルも違う。


会社の規模が小さいうちは、
無から何かを創りあげることが重視されます。

これに対して、会社が大きくなると、
仕組みをつくり、人にまかせ、
そのしくみをより精緻化、レベルアップしていくこと、
そして課題を確実にやり遂げること

が重視されます(部署などにもよりますが)

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一見、大きい会社のほうが、
難易度やレベルが高いように思いますが、
実は必要とされるスキルが異なるのです。

この違いに気付くまで、結構時間がかかりました。

気付けたのは、会計士として沢山の会社に
関与することが
できたことと、

自ら経営の現場で実務を行い、
また、様々な起業家や経営者の方との
交流を持てたことの成果にほかなりません。


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同様に、起業で必要なスキルと
MBAで学ぶスキルは全く異なります。


だいぶ前のことになりますが、
某グ○ービスなどで、MBAの勉強をしていたことがありますが、

起業に参考になることは、あまり無かったですね。。。


自分は、名参謀になりたいのか、
起業家や経営者になりたいのか、
ということをしっかり見なければなりません。


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そういう意味では、

組織を仕組みで回す大きな会社から、
出来たて"ほやほや"の会社まで、
いろんなステージの会社にかかわることが出来、

会計士&起業の道を選んで、
本当に良かった、と心から思います。