やっぱり職人気質かもしれない!? | 女性起業家 ルミナスのブログ

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公認会計士であり、組織の仕組みづくりのお手伝いをする会社を経営しているルミナスが      

日々感じたことを書いています。

ある弁護士の方とのお話・・・。

しばしば、仕事でこのような場面に

直面することがあります。


手続的にはA→B→Cと進んでいくのが良い。
法律や制度もそのように整備されている。


自分の利益を考えたら、
形式にのっとって事務的に処理すればいい。
でも、依頼者の利益を考えたら、
必ずしもそれがベストの方法とは限らない。


このような時にどうするか。


・・・・・☆


その弁護士の方は、このようにおっしゃいました。

「できる弁護士は、依頼者にとって、
より効果があって経済的負担が少ない方法
はないだろうかと、頭をつかって必死で考え、
結論を導き出すものなのです。
そのような同業者(弁護士)と仕事をすると、
本当にすごいと思いますよ。」


・・・・・☆


弁護士に限らず、こういった状況は
私たちの仕事のいろいろな場面で存在します。


頭を使って考えたか、
セオリーを学んで、ただその通りに処理したか、
お客様の立場で物事を考えているか、
は物事の扱い方に出てきます。


もちろん、ポーズをとることもできます。
しかし、"分かる人"には見抜かれてしまいます。
分からなければ良い、という考え方もありますが、
私は、"分かる人にわかってもらうこと"こそ大事
だと思うのです。


もちろん、分かってもらう努力をしたり、
表現を磨くことは必要ですが、
それはマーケティングやセールスなどの話なので、
「質」そのものとは別の話。


・・・・・☆


音楽にしろ、ビジネススキルにしろ、
つぎからつぎへと流行に飛びつく、消費文化的傾向
が強くなっているように感じていますが、
こういう話を聞くと、安心します。


結局、職人気質だということでしょうか…(笑)。


明日は久しぶりにファイナンス系のお仕事です。
今から楽しみにしています。