選択肢はまだある

今はとても変化の激しい時代です。

みんなが物質レベルから新たなレベルへ、

二元性の判断からもっと複合的で霊的に進化した状態へと変わろうとしている時代です。

しかしそんな過渡期である今だからこそ

世の中は混沌として混乱が起こり、

自分がどうしたら良いのかわからなくなってしまったり、

現実的な選択肢がもうこれしかない、と思い込んでしまうこともあると思います。

私はそんな時にこそ、

選択肢はまだある

ということを思い出していただきたいな、と思っています。

現実的なことは現実的に理性的に道理に従って対処していくべき、という考え方が

一般的です。

それはそのように私達が幼い頃からそうした対処法や生き方しか教わってきていないからです。

物事の根幹を成すことがエネルギーであることを認識できることはほとんどなく、

時々うっすらと感じたとしても

事実としては確認のしようがないために

はっきりとはわからない、知ることもない、というのが通常です。

よってエネルギーや目に見えない世界については誤解があったり、

迷信であるとか危険でよくわからない世界と感じてしまいやすいものです。

しかし本当の人生の岐路に立っている時や迷いが出てしまっている時に

今までの現実的な見地だけではなく、もっと違う見方ができれば

自分の今の在り方や方向性について理解を深めることができ、

物事の捉え方をよりはっきり明確にしてスムーズに進んで行くこともできるようになります。

本来のスピリチュアリティを重視したセッションでは

クライアントさんご本人の自由意志を必ず尊重しているものです。

決してこうすべきという指図めいたものにはなりません。

ヒーラーやリーダーが決めたことを

クライアントさんがその通りに従うというものではありません。

セッションは何かの啓示を受けるためにあるものでもありません。

例えるとそれはご本人が今置かれている立ち位置を今一度どこにいるのかを

山歩きの途中で地図を開くような感覚で俯瞰して見ることができるものです。

どこに行きたいのか、どの道でどんな方法で行くのかを決めるのはクライアントさんご本人です。

あくまでもクライアントさんの人生はご本人に決定権があり、

どんなに優れたヒーラーやリーダーであっても

その決定権を奪っている時点で、すでに中立性を失っているため

本来の姿からずれたところで情報を提供している、または

エネルギーを動かしている、と言わざるを得ません。

優れた中立なセッションをするヒーラー、リーダーは

クライアントさんに絶対的な命令や指示などはしません。

予見したことであれ、今見えていることについても

絶対的にこれが正しい、こうすべきである、とは伝えません。

人生で間違いを起こしたくない、いくつかの選択において

スムーズで正しい選択をしたい、とは誰でも思うものですが、

たとえ間違った選択をしてしまったように感じたとしても

必ずそこにはそれなりの理由と学びがあるものです。

人生の選択に間違いはありません。

誰でもなく、あなた自身が選ぶということが重要です。

クライアントさんご本人がご自身の選択や人生の責任を引き受ける、

そのことがとても大事なことです。

そこに大きな経験、実体験という学びがあるからです！

どんな事象にも選択肢はあり、変えていける要素が必ずどこかにあります。

それがエネルギーを扱う上で最も大事なことであり、興味深く楽しいことでもあります。

人生は大いなる冒険です。

その冒険をヒーラーやリーダーに限らず、

他人に振り回されてすることは、ちっとも楽しいことではないはずです。

私なら一時的には間違っていたと感じたとしても、紆余曲折があったとしても

自分で決めた道を自分の足で歩いて

眺めの良い場所、自分が行ってみたかった場所に行きたいな、と思います。

私のセッションの指針は常にそういうものです。

私のセッションのベースにはいつもそういう広い愛をベースにしたいな、と常に思っています(^^)