先日ひとりでいる時にラジオから美しいピアノ曲が流れてきました。

ふとそれまでしていたことの手を止めて私はその曲に聴き入りました。

とても静かなその旋律をただじっと聴いているとふと涙がこみあげてきました。

 

私はただ涙があふれるままに任せてその曲を聴いていました。

 

しばらく聴いていても涙は一向に止まることなく、私はますます泣いていました。

そしてふとなぜこんなにも今私は泣いているのだろう。。。と疑問に思いました。

特に悲しいことがあるわけでもつらいわけでもないのに。。。

と不思議にすら思いました。

 

そのうちに私は今泣いているのはただ音楽が美しいからではない、ということに気づきました。音楽をきっかけにもっと奥にある深い悲しみが表に出てきているのです。

音楽は時に思いがけない形で感情を外側に出してくれます。

 

 

それはハートの奥深くに隠しているような、いつもはまったく気づかない悲しみでした。

潜在的な悲しみ、あるいは過去生や過去の自分が感じていた悲しみと言っても良いです。

私は自分の中にある感情を音楽をきっかけに出すことが多いです。

 

 

普段忙しくて自分が悲しみを感じているとか泣くということを自分に許している人はとても少ないです。

現実に起こっていることに対処することで忙しく、泣いている暇など現代人である私たちにはあまりありません。

 

でも時々で良いので私は何かをきっかけにして泣くことは良いことだと思います。

悲恋ものの映画やドラマでも良いし、音楽や本でも良いです。

入り口はなんでも好きなことで良いので奥に潜んでいる感情を出すことが大事です。

泣くことは自分でできるヒーリングです。

泣かないまでもひとりで静かな時間を持ちハートと対話して

今どう感じているのかを静かに聞いてみる時間を持つことはとても大事なことです。

 

 

ハートはいつも精一杯がんばっています。

時々どんな調子?と聞いてみてください。

そしてハートがいう答えを受け止めて安心できることを自分にしてあげてください。

 

 

ちなみにですが私はハートの望みの通り、

前から行きたいと思っていた素敵なカフェに行く約束をしました。

お天気の良い日に大好きなコーヒーを飲みにふらりとカフェにひとりで入るのは

私にとって至福のひとときです。