あなたが弱った時に本当に寄り添ってくれるのは誰ですか?

身近な存在の家族や友人でしょうか。

 

そういった人たちは本当にあなたに寄り添ってくれ、

あなたの立場や心情を理解して、

良い助言またはあなたにとっての真実を踏まえたことを言ってくれるでしょうか?

 

私の場合は本当に自分が弱っている時に

ひどく自分はひとりなんだなぁと感じることが多かったです。

私が一番辛かった時期は高校生の頃でした。

その頃の私には誰にも相談する相手がいませんでした。

 

親も兄弟も同級生も学校の先生も誰にも私は自分の気持ちを言えないままでした。

相談、というレベルでは解決できないことを

自分のどこかのレベルで理解していたのかもしれません。。。

 

私は親から直接的な助言や支えをもらうことが、ほぼなかったため、

人に対しての猜疑心は若い頃には相当にありました。

そのため自分のことは自分にしかわからず

誰にも理解されることはないと思い、殻に閉じこもっているばかりでした。

 

相談するつもりが逆に私が責められるような言葉をかけられショックを受けたこともあり、ますます私は他人を信用しませんでした。

寄り添ってくれるはず、私のことをわかってくれるはず、と思っていた人からの

冷淡な反応に怯えていたのかもしれません。

 

 

弱っている時、自分がどうして良いかわからない時、

そういう時に周りの人の本質は見えやすいかもしれません。

こんなに仲良くしたのだから、またはこんなに私が相手に尽くしたのだから、

こんなに長年私のことを知っていてくれたのだから

きっと今の私のこともわかって支えてくれるはず。。。と思っていた人が

意外に冷たい対応だったり、

 

そんなに近い存在でもなく、仲が良かったわけでもない人が

思いがけずとても理解を示し、寄り添う姿勢を見せてくれたり。。。と

その時にならないとわからないことも実際あるものです。

 

あなたにとって本当に弱って困っている時に

自分のありのまま、そのままをただ聴いて理解してくれる人は誰ですか?

 

その人は本当にあなたのことを思って、中立な助言で支えてくれますか?

それともあなたのことを思っているように見えて

実はその人自身の思い込みや意図、

一般的な通念が入って助言や支えをしていることはないでしょうか?

 

スピリチュアルセッションには普段、縁遠い人であっても

こういった滅多にないほど弱っている時、

自分が困っていて迷いがあり誰に言って良いのかもわからない時に

思いがけず体験していただくことも多いです。

 

それはとても勇気のいる、何の保証もないことと思えるのかもしれません。

しかしそういった時期というのは

非常に大切な自分自身を知る時期、大きな変化となる時期でもあります。

そのことは後になってわかることも多いのですが、

その大事な時期をどのように過ごすのかが大きな分かれ道になります。

 

 

 

昔の自分に私が言うとしたら、

 

困っていて誰にも相談もできず、弱っていても

今のあなたのまったく知らない人、まったく気づいていないレベルで

あなたのことを理解し、支えてくれる存在はちゃんといるよ、と言うでしょう。

心配しないで心の目で広い世界を感じてみて、と言うでしょう。

そうすればきっとあなたに必要なことを教えてくれる存在を見つけることができるよ、と。

 

高校生の私はきっと ふん、と顔を背けて

私の言葉には耳を貸さないかもしれません。

でも心のどこかにそういう存在がいるんだな、

そういう世界もどこかにあるのかも、ということを知るでしょう。

 

ただそれだけでもいいな、と私は思います。

自分だけで抱え込まなくても

世界中の、宇宙の中のどこかに

あなたの気持ちを分かち合ってくれる存在がちゃんといることを

ただ知ってくれているだけで

それだけでもいいな、と私は思います。

 

自分が心を開き、チャンスを受け入れさえすれば

必要な事柄や情報はやってくるし、

それはひとつの方法ではなく、

いろんな形をとってあなたの元にやって来る、と私は昔の自分に伝えるでしょう(^^)