新しい年になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日知人のエネルギーを視せてもらいました。
パワフルな人ですが、とても生真面目で几帳面に生きています。
多くを語らず、ご家族のために自分を小さくして
いろいろなことに気を使いながら働いて生きています。
その人の内側のエネルギーを視せてもらって私はとても印象深く感じました。
その人の幸せとはどういったものか?というのを視せてもらったのですが、
非常に印象深いイメージが視えました。
内側の世界でその人はひとりでひっそりと小さな灯火を持っていました。
洞窟のような小さな暗い場所でろうそくの火がオレンジ色に輝き、
あたりをぼんやりと照らしていました。
その人の幸せや至福というのは、物質的なものではありませんでした。
何かをすることやどこかに行くことでもなく、
自分が何かになったり、目的を達成することでもありませんでした。
その人の幸せはただ心のあり方であり、自分の小さな灯火とともにあることでした。
私はそのイメージの画像を視て、とても感銘を受けました。
人にはそれぞれ幸せの在り方や至福の状態が違うのだ、と
はっきりとイメージの画像で教えてもらうことができました。
その人が求めているのは、物質的な豊かさや名声、
あるいは多くの人からの賞賛、愛情、承認でもありません。
私達の幸せの形は決まったものではないのです。
そんなことはずっとわかっていたはずなのに
いつの間にか、私も無意識的にこんな風であることが幸せなのだ、とか
あの状態の人は不幸せである、などと
どこか観念的に捉えているところがあったと気づきました。
本当に幸せの形はひとりひとり違うものです。
みんなが同じ幸せを求めて、それを目指す必要性もないのです。
誰もが羨ましく思うことではなくても、たとえ理解されることがなくても
自分の幸せは自分自身が決めるものだと感じました。
この肉体を離れる時に私達が持って行けるものは
自分の実体験、三次元での実体験から得た自分独自の概念や信念しかありません。
あとは何も持って行くことはできません。
どんな人の心の内側にもある小さな灯火を大切にしてほしいな、と思います。
それは誰にも奪えない、盗むことができないものです。
どのような状況下であっても内側の灯火を消すことなく、
自分自身でその灯火をしっかりと見つめて生きていきたいな、と思いました。
内側で輝き続ける小さな大切なものを日々忘れないでいたい、と
強く思いました。
