エネルギーの移行期とは、文字通りご自分のエネルギーが変わりつつある時です。

そのような時には現実的に大きな変化も起こりやすく、

波のように次々と新たな出来事に見舞われることがあります。

そして環境が激変したり、まわりにいる人々や付き合う人々が変わったり、

時にはまわりの人々が総入れ替えのようになることも起こり得ます。

 

このような大きな変化の時には、自分は変化の真っ最中だな、とわかりやすいものです。

この変化の流れに逆らわずに、上手に自分を波乗りさせるように自然体でいられれば

最善です。

 

しかし、変化の中には、とても静かな、変化の前段階の時もあります。

変化の前段階という時期には、

現実的な変化はまったくないけれども何かが違う。。。と感じられることがあります。

現実的には何も起こらず、日常が普通に続いていく。。。

しかし、何かが少しずつ変わっていって、いつしか大きな変化の波が訪れる。。。

そういう時期もあるものです。

いつもと同じ日常、いつもと同じ自分、いつもと変わらない環境、そう見えて

実はものすごく大きなエネルギーの変化の前にいる、静かな海のような時があります。

 

私はいつもこの変化の静かな前段階の時こそ、大切な時だと思います。

この一見、何も起きていないように見える中での変化の時期に

自分がどういう波動でいるか?ということはその後の状況を大きく左右するものです。

 

そのような静かな時には、これからの大きな変化の最中よりも

より自分が研ぎ澄まされた感度でいたいものです。

つまりそういった特別な時ではない時にこそ、

変化できるかどうかを試されている、とも言えると思います。

 

特別に変わっているとも思えない、なんてことない時にこそ

自分をしっかりと保ち、自分を信頼でき、

これからの変化の波にもしっかりといられるようでありたいものです。

 

どれだけ自分に寄り添い、自分を慈しみ、

現在を味わい、根元的な愛と信頼を自分に見いだせるか、

宇宙にそういう自分を示し、次の変化も大丈夫だと宇宙に示す時でもあるのだと思います。